導入事例

株式会社吉字屋本店様

エコ・エネルギー部 鶴田 大祐様
エコ・エネルギー部 末長 学 様

吉字屋本店様は山梨トヨペット様の「V2Hと完全自家消費システムの組み合わせ」を実現させたEPC事業者様です。500年の歴史を持つ吉字屋本店様の太陽光事業についてお聞きしました。

450年の歴史で受け継がれた理念

当社の誕生は1568年、今年創業454年を迎えました。

当社では、「最古にして最新たれ」という言葉をモットーにですね、経営理念「お客様に支持・信頼され続ける企業であり続ける、地域社会になくてはならぬ存在であり続ける、吉字屋で働く者にとり、やりがいと自己成長が実感できる企業であること」ということを掲げております。

太陽光事業参入の背景・想い

パリ協定をきっかけに、カーボンニュートラル宣言がなされ、脱炭素への取り組みが急速に動き出していることを感じております。

企業でもCO2排出量削減に向けて動くことがトレンドになっている今、求められているところに関しては、我々がお客様に対して環境貢献としてできるところ、それはまず、太陽光発電ではないかと考えております。

吉字屋本店だからできること

電気自動車などの次世代自動車の開発・販売も積極的に行っている中で、当社が太陽光を通じてできるものとすると、例えば駐車場ソーラーカーポートと言うんでしょうか、カーポートの屋根に太陽光パネルを載せ、クリーンなエネルギーで自動車を走らせる、そのような提案が一緒になってできるのではないかと考えております。

吉字屋グループの太陽光事業の歴史

甲府のアルプス通りのガソリンスタンドに、民間施設としてははじめて太陽光の販売を行ってまいりました。

住宅用の太陽光発電の販売、あとはFITを活かした産業用の全量売電も行ってまいりました。

昨今は、電気料金の上昇、売電単価の下落により、自家消費が見込めるということを踏まえて、産業用の自家消費をメインとして現在は提案・販売を行っております。

FITと自家消費の違い

FITの場合は、とにかく発電量を大きくすることがお客様の求めるところでございますが、自家消費に関しましては、電気量を削減することになりますので、ただ発電すればいいというわけではなくバランス、その消費に合わせた発電量の確保が自家消費では大切になってくると思います。

自動車ディーラーへの提案

1つ目のプランとしては、太陽光のみというところと、2番目が太陽光と蓄電池の組み合わせ。

3番目が今回のV2Hプラス全量自家消費システムの組み合わせだったんですが、1番目の太陽光のみというところですと、やはり日中しか発電しないということ、あとは非常用コンセントのみしか電源の供給ができないということがデメリットとして上がりました。

2番目としましては、産業用の蓄電池の導入プラス太陽光だったんですけども、やはり導入のコストがかなりかかってしまうというところがデメリットとして上がりました。

3つ目のV2Hプラス太陽光の場合では、太陽光を活かしながら自動車販売者様ならではのEV車またはプラグインハイブリッド車を生かした運用ができるのかなと。

また、V2Hに関しては蓄電池ほどの導入コストはかからりませんので、メリットが大きいかなということでご提案したところご採用をいただきました。

オムロン製品を採用した理由

今回の採用をさせていただきましたのは、単相用のパワーコンディショナーを用いても、三相側への電力供給が可能というところ、単相用のパワコンですので、導入コストを抑えられるというところに魅力を感じまして、今回採用させていただきました。

今後の太陽光事業の展望

今、どこの企業様を回っても、お客様より電気代の上昇はよく言われますので、そのところでうまく太陽光発電を生かしたご提案ができないかと考えております。

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