過積載でも安心!定格容量以上のパネルを接続しても大丈夫!

オムロンの過積載対応について

太陽光パネルの過積載とは?

日照量が少ない時も発電量をカバー
利益拡大が見込めます。

太陽光発電の課題といえば、発電量の不安定さ。朝夕や天気の悪い日、冬場など、日照量が少ない時はどうしても発電量が減ってしまいます。その解決策として注目されているのが、過積載です。

過積載とは、 パワーコンディショナの容量よりも、多くの容量のパネルを設置するというもの。太陽光発電の最大出力はパネルの設置枚数に比例するため、過積載をすれば発電量が増え、少ない日照量でもしっかり発電量を確保できます。上手く活用すれば、売電価格が低下しても、従来同様の利益を上げることが可能です。

1日の発電量グラフイメージ

しかしこれまでは過積載への保証があいまいなケースも多く、
導入をためらっていた方も多いのではないでしょうか。

\オムロンのパワーコンディショナなら安心!/
過積載でもメーカ保証!

※当社条件を満たす必要があります。

安心
接続容量の制限なし!

入力電圧と入力電流の条件を満たしていれば、定格容量を超えた太陽光パネルについて、接続容量の制限はありません。

過積載の例

安心
容量を超えても保証対象に!

パワーコンディショナの仕様で定義している範囲内であれば、定格容量を超えたパネルが接続されることを理由に保証対象外となることはありません。

過積載対応製品

低圧から高圧まで幅広くラインアップ!

過積載対応の
パワーコンディショナ

入力電流範囲を拡大
250%以上の過積載も可能

単相用屋外設置型

KPWシリーズ(4.8/5.5kW)

KPWシリーズ(4.8/5.5kW)
  • 高効率パネル対応
  • 発電効率向上
  • 施工性向上
詳細を見る

発電効率と施工性向上を両立
過積載率250%以上を実現

単相用屋外設置型

KPVシリーズ(5.5kW)

KPVシリーズ(5.5kW)
  • 高効率パネル対応
  • 発電効率向上
  • 施工性向上
詳細を見る
  • ※掲載のシリーズは一例です。当社パワーコンディショナは、すべて保証対象です。

KPVシリーズ過積載事例のご紹介!

※本シミュレーションはあくまで一例です。記載のシステム構成に対して当社で責任を負うものではありません。

①太陽光パネルの特性から搭載可能なパネル枚数を計算

PVモジュール:Si単結晶 / 260W
電気特性
Pmax=260w Voc=38v Isc=8.9A
温度特性
ΔVoc=-0.33%/℃ ΔIsc=0.05%/℃
-10℃における開放電圧

38(Voc)+38×(-0.33(ΔVoc)/100)×((-10(℃))-25(℃))=42.389V≒42.4V

→42.4Vで直列数を計算

KPV 5.5kW

運転可能電圧範囲  
450V÷42.4V=10.61≒ 10直まで可能

  • ※本シミュレーションはあくまで一例です。
  • ※温度特性は太陽光パネルにより異なりますので、計算時は必ずご確認の上で実施ください。
  • ※最適なパネル構成については、太陽光パネルのご購入先もしくはシステムメーカ様にご相談ください。

②システムを構成する

システム構成例

③積載率は?

太陽光パネル容量

10.40kW × 9システム = 93.60kW

パワーコンディショナ容量 (=設備認定容量)

5.5kW × 9台 = 49.5kW

このシステム構成の過積載率

93.60kW ÷ 49.5kW ≒ 1.89
→したがって、約190%の過積載が可能!

  • ※過積載率はご利用される太陽光パネルにより異なります。
  • ※本シミュレーションはあくまで一例です。記載のシステム構成に対して当社で責任を負うものではありません。
  • ※最適なパネル構成については、太陽光パネルのご購入先もしくはシステムメーカ様にご相談ください。

過積載時のメーカ保証条件について

下記1、2の条件をともに満たす場合、定格容量を超えた太陽光パネルについて、接続容量の制限はありません。

  1. 設置環境下における太陽光パネル(アレイ)からの入力電圧が、パワコン仕様の運転可能電圧範囲内であること。
    太陽電池の温度特性・電圧バラつきを考慮した上で、各ストリングの入力電圧は右記の数値内で直列数を決めてください。
  2. 設置環境下における太陽光パネル(アレイ)からの入力電流が、パワコン仕様の許容最大短絡電流以下であること。
    ・各パワコンの短絡電流は右記の数値内にしてください。
    ・設置条件(場所、方位角、傾斜角など)や環境(温度、照度、風速など)を十分考慮の上、規定値を超えないよう適切な並列数の選択をお願いします。直列数が多い方が効率が高くなり、発電量も多くなります。パネル数が同数の場合は、パワーコンディショナにおける運転可能電圧の範囲内でパネルの直列枚数を多く(並列枚数を少なく)して接続するようにしてください。
    例:パネル16枚構成の場合4並列4直列→2並列8直列、同24枚の場合4並列6直列→3並列8直列、とする。

※表は横にスクロールさせると全体をご覧いただけます。

シリーズ名 運転可能
電圧範囲
各ストリングの
短絡電流
最大回路数 許容最大
短絡電流
KPT
(接続箱機能あり)
600V以下 13A以下 7回路 63A以下
KPT
(接続箱機能なし)
1回路
KPW
(接続箱機能あり)
450V以下 12A以下 4回路 48A以下
KPV
(接続箱機能あり)
450V以下 12.5A以下 4回路 50A以下

*重塩害配線口プレート(オプション)を使用した場合は6回路となります。

注1. 定格容量を超えた太陽光パネルを接続しても、パワコンは定格容量を超えて出力しません。
注2.最適なパネル構成については、太陽光パネルのご購入先もしくはシステムメーカ様にご相談ください。