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健康経営

トップメッセージ

代表取締役社長 細井 俊夫
当社がイノベーションを起こし、新たな社会課題を解決していくためには、社員の健康が基盤であると考えます。将来にわたる従業員の健康リスク低減を目指し、従業員の心身健康保持・増進、ワークエンゲージメント向上を目的に、以下の方針を掲げて「健康経営」を推進していきます。

健康経営優良法人2022(ホワイト500)認定

健康経営優良法人 ホワイト500 ロゴ
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、経済産業省が日本健康会議と共同で認定を行う「健康経営優良法人2022大規模法人部門※1(ホワイト500※2)」に認定されました。社員の生活習慣の改善や女性の健康保持・増進に向けた取り組み、ストレスチェック等のデータに基づく職場改善取り組みなどが高く評価されました。今後も、社員一人ひとりが健康で働きがいを感じられる職場づくりに向けて取り組みを進めて参ります。

  • ※1:「健康経営優良法人 大規模法人部門」とは、優良な健康経営を実践している全国の大規模法人を対象に顕彰するものです。
  • ※2:「ホワイト500」は、健康経営優良法人の大規模法人部門2,869法人中、健康経営度調査結果の上位500法人のみに付加される冠です。

目的

世界中の人々が安心・安全・快適に生活し続ける豊かな社会を創造するために、私たち自身が心身共に健康で活き活きと働くことができる企業であることを目的に「オムロングループ健康宣言」に基づき健康経営の実践に取り組んでいます。

基本方針(健康経営・安全衛生方針)

当社は、オムロンの企業理念のもと従業員の安全と健康を重要な経営資源と位置づけ、オムロングループ労働安全衛生ビジョンの実現に向けて、安全衛生文化を育み、働く人の自律的な協力を引き出すことを通じて、安心・安全・健康が保障され、生産性が高く活力のある職場環境の実現に努めていきます。

職場環境
安全で働きやすい健康的な職場を提供するため、職場のリスクを評価するとともに、従業員の健康保持・増進とワークエンゲージメントの向上につながる安全衛生目標を設定し、その達成に向け働く人の協議・参画を進めていきます。
法令順守
労働安全衛生に関する法令及びその他の要求事項を全員で順守していきます。
リスク管理
働く人の災害及び疾病を予防するため、継続的に危険源の除去と安全衛生リスクの低減に取り組んでいきます。
継続的改善
安全衛生上の課題を計画的・継続的に改善することにより、ワークエンゲージメントと安全衛生パフォーマンスを向上させていきます。
安全衛生文化
安全衛生活動を全員で理解し実践することで、社内および構内業務委託会社様など関連組織において安全衛生文化を育み、心身共に健康で、ソーシャルオートメーション事業の創造に挑む人財を育みます。

健康経営戦略マップ

健康経営の推進にあたっては、経営課題の解決につながる健康課題を「未来価値創造に向けたソーシャルオートメーションの進化を通じた会社のミッション・ビジョンの実現と社員のWellーBeingの両立」と特定し、それらを解消するための手段や具体的取り組みに落とし込むため、健康経営戦略マップを作成し、健康経営戦略を明確にすることで、取り組みの実効性を高めています。

健康経営を土台とした中長期人材戦略

体制

健康経営の取り組みを推進するため、オムロン ソーシアルソリューションズでは、社長を統括責任者とし、産業医、産業保健スタッフを含めた実行体制を構築して健康経営の実践に取り組んでいます。また健康保険組合と連携し、全社での活動を推進しています。

労働安全衛生統括責任者(社長)、中央安全衛生委員会(統括安全衛生管理者:人材開発センタ長)、産業医産業保健スタッフ、事務局、事業安全衛生委員会<->従業員[連携]健保組合

健康白書

オムロン健康保険組合とのコラボヘルスの一環として、レセプトデータや社員へのアンケート調査等のデータを分析し、社員の健康状態を把握。また、健康経営の取り組み等を振り返り、成果や課題を「健康白書」としてまとめ、健康への意識向上のため社員に提供しています(毎年発行)

主な取り組み

1. Boost5による社員の健康づくりの推進

当社ならびにオムロングループでは、グループ共通の健康指標として「運動」「睡眠」「メンタルヘルス」「食事」「タバコ」の5項目を重点テーマ(社内名称「Boost5」)として、指標ごとに目標を設定し目達成者数の増加、3項目以上の達成者率の向上を目指し健康管理のPDCAサイクルを動かしています。

健康づくりを応援する5つの指数:運動、タバコ、食事、メンタルヘルス、睡眠(Boost5)

「Boost5」の5項目の重点テーマのうち3項目以上の達成者は、年々増加しており2021年度は53.2%と昨年度より4.7ポイント増加となりました。Boost5の達成項目が多い人ほど高パフォーマンスの傾向を示していることから、更なる達成者増に向けて推進していきます。

一方、全年代で肥満者(BMI25.0以上)割合の増加傾向がみられたことから、2022年度は「食事(BMI)」を重点課題とし、保健師による食事に関するセミナーのライブ配信など各種取り組みを進めています。定期健診などを通じて施策の効果検証を行っていきます。

「Boots5」3項目以上の達成者:2018年 30.8%、2019年:39.8%、2022年:48.5%、2021年:53.2%
●Boost5の推移
2018 2019 2020 2021
食事
(BMI18.5以上25未満 BMI=体重kg÷(身長m✕身長m))
64.0% 63.0% 64.3% 64.5%
睡眠
(1日平均睡眠時間6時間以上8時間未満)
31.9% 36.4% 50.5% 55.0%
運動習慣
(週2回以上の運動習慣)
19.9% 30.2% 35.0% 43.0%
タバコ
(タバコを吸わないorやめた)
78.9% 82.0% 84.6% 85.1%
メンタルヘルス
(メンタルタフネス度偏差値55以上)
12.4% 12.8% 12.6% 12.6%

●Boost5の主な取り組み

1-1 メンタルヘルスの支援

①メンタルヘルス教育
セルフケア、ラインケアに対する知識の普及と実践促進を目的にEラーニングを実施し、2021年度の受講率はセルフケアが98.9%、ラインケアが89%でした。また、管理職・係長層には産業医によるラインケアセミナーを継続実施しており受講率は61%でした。

②職場環境改善
ストレスチェックの集団分析結果をもとに、産業保健スタッフ等の支援による職場環境改善活動等を実施し、心身ともに健康な職場作りに取り組んでいます。活き活きとした職場を推進するためのきっかけづくりとして、2021年度は入社1年目から5年目の社員を対象に保健師による「活き活き職場づくりセミナー」を実施しました。

1-2 喫煙対策

2020年度の就業規則による就業時間内(昼休みを含む)禁煙の制度化以降、各種媒体(メルマガ、掲示板など)による定期的な情報発信、健保と連携しての禁煙支援など継続して取り組んでいます。2021年度の非喫煙率は85%を超え、昨年から0.5ポイント増加となりました。各種健康情報の発信や健康イベントの参加などを通じて健康を守ることへの意識と行動が定着していると考えます。​

2. 健康リスク者の低減

2021年度は定期健康診断の受診率100%達成。健康診断の有所見者に対する受診勧奨や保健指導率100%達成。有所見者の面談については保健師を中心に進め、医療の専門職が関わることで実効性の高い支援につなげています。

●健康経営各種指標の実績値

<健康施策の取り組み状況に関する指標>

2018 2019 2020 2021
定期健康診断受診率 99.8% 100% 100% 100%
定期健診診断後の精密検査受診率 36.3% 69.9% 60.9% 60.2%
ストレスチェック受検率 97.4% 95.4% 96.6% 95.8%

<従業員などの意識変容・行動変容に関する指標>

2018 2019 2020 2021
セルフケア教育受講率 82.5% 88.9% 98.3% 98.9%
健康経営浸透率 75.8% 84.0% 86.8% 87.5%

<健康関連の最終的な目標指標>

2018 2019 2020 2021
適正体重者率(BMI18.5以上 25未満) 64.0% 63.0% 64.3% 64.5%
高エンゲージメント者率 12.2% 12.0% 11.8% 12.7%

3. 女性の健康

女性特有の健康課題を解決し、ヘルスリテラシーを向上するために、女性社員を対象に「働く女性の健康応援セミナー」を開催しています。2021年度実施のセミナ―でのアンケートでは参加者の約9割から有意義との回答がありました。評価を踏まえ、取り組みの継続とともに、今後は健康というテーマに加えて、女性が働きやすい環境づくりといった観点から、ともに働く男性社員も受講できるセミナーを検討していきます。

4. 取引先への健康経営の支援

ケガや疾病のない安心・安全な職場環境の提供をすることを目的として、構内業務委託先と「協力企業連絡会」を四半期ごとに開催しています。健康経営の支援として取引先との意見交換などを通じてノウハウを提供しています。また、構内業務委託社員が健康増進イベントなどに参加や健康増進機器を利用できるようにし、取引先への健康経営の支援をしています。