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健康経営

トップメッセージ

代表取締役社長
当社がイノベーションを起こし、新たな社会課題を解決していくためには、社員の健康が基盤であると考えます。将来にわたる従業員の健康リスク低減を目指し、従業員の心身健康保持・増進、ワークエンゲージメント向上を目的に、後述する方針を掲げて「健康経営®」を推進していきます。
※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

健康経営優良法人2023(ホワイト500)認定

健康経営優良法人 ホワイト500 ロゴ
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、経済産業省が日本健康会議と共同で認定を行う「健康経営優良法人2023大規模法人部門※1(ホワイト500※2)」に2年連続で認定されました。社員の生活習慣の改善や女性の健康保持・増進に向けた取り組み、ストレスチェック等のデータに基づく職場改善取り組みなどが高く評価されました。今後も、社員一人ひとりが健康で働きがいを感じられる職場づくりに向けて取り組みを進めて参ります。

  • ※1:「健康経営優良法人 大規模法人部門」とは、優良な健康経営を実践している全国の大規模法人を対象に顕彰するものです。
  • ※2:「ホワイト500」は、健康経営優良法人の大規模法人部門3,169法人中、健康経営度調査結果の上位500法人のみに付加される冠です。

目的

世界中の人々が安心・安全・快適に生活し続ける豊かな社会を創造するために、私たち自身が心身共に健康で活き活きと働くことができる企業であることを目的に「オムロングループ健康宣言」に基づき健康経営の実践に取り組んでいます。

基本方針(健康経営・安全衛生方針)

当社は、オムロンの企業理念のもと従業員の安全と健康を重要な経営資源と位置づけ、オムロングループ労働安全衛生ビジョンの実現に向けて、安全衛生文化を育み、働く人の自律的な協力を引き出すことを通じて、安心・安全・健康が保障され、生産性が高く活力のある職場環境の実現に努めていきます。

職場環境
安全で働きやすい健康的な職場を提供するため、職場のリスクを評価するとともに、従業員の健康保持・増進とワークエンゲージメントの向上につながる安全衛生目標を設定し、その達成に向け働く人の協議・参画を進めていきます。
法令順守
労働安全衛生に関する法令及びその他の要求事項を全員で順守していきます。
リスク管理
働く人の災害及び疾病を予防するため、継続的に危険源の除去と安全衛生リスクの低減に取り組んでいきます。
継続的改善
安全衛生上の課題を計画的・継続的に改善することにより、ワークエンゲージメントと安全衛生パフォーマンスを向上させていきます。
安全衛生文化
安全衛生活動を全員で理解し実践することで、社内および構内業務委託会社様など関連組織において安全衛生文化を育み、心身共に健康で、ソーシャルオートメーション事業の創造に挑む人財を育みます。

健康経営戦略マップ

健康経営の推進にあたっては、経営課題の解決につながる健康課題を「未来価値創造に向けたソーシャルオートメーションの進化を通じた会社のミッション・ビジョンの実現と社員のWellーBeingの両立」と特定し、それらを解消するための手段や具体的取り組みに落とし込むため、健康経営戦略マップを作成し、健康経営戦略を明確にすることで、取り組みの実効性を高めています。

健康経営を土台とした中長期人材戦略

体制

健康経営の取り組みを推進するため、オムロン ソーシアルソリューションズでは、社長を統括責任者とし、産業医、産業保健スタッフを含めた実行体制を構築して健康経営の実践に取り組んでいます。また健康保険組合と連携し、全社での活動を推進しています。

労働安全衛生統括責任者(社長)、中央安全衛生委員会(統括安全衛生管理者:人材開発センタ長)、産業医産業保健スタッフ、事務局、事業安全衛生委員会<->従業員[連携]健保組合

主な取り組み

1. Boost 5による社員の健康づくりの推進

オムロングループでは、グループ共通の健康指標として「運動」「睡眠」「メンタルヘルス」「食事」「タバコ」の5項目を重点テーマ(社内名称「Boost 5」)として、指標ごとに目標を設定し目達成者数の増加を目指しています。Boost 5の5つの指標をより多く達成している社員ほど健康状態が良好で、ワークエンゲージメントが高い傾向を示していることから、当社では、2024年度に3項目以上の達成者率80%を目指し健康管理のPDCAサイクルを回しています。

健康づくりを応援する5つの指数:運動、タバコ、食事、メンタルヘルス、睡眠(Boost 5)

●2022年度の取り組み結果と各指標の経年推移

2022年度は、コロナ禍で在宅勤務が進んだことや外出自粛によるライフスタイルの変化などから肥満者(BMI25.0以上)割合が増加傾向にあったことから「食事(BMI25.0以上)」を重点課題とし、保健師による食事に関するセミナーのライブ配信や参加型の健康イベントなど肥満予防や体重の適正化を目指した取り組みを実施しました。
その結果、肥満者(BMI25.0以上)割合は25.7%(昨年度比-0.9pt)と改善。また、Boost 5の「食事」達成者の割合も65.5%(昨年度比+1.0pt)と改善し、改善傾向が確認できました。

<「Boost 5」の各指標の達成割合>
2018 2019 2020 2021 2022
食事
(BMI18.5以上25未満 BMI=体重kg÷(身長m✕身長m))
64.0% 63.0% 64.3% 64.5% 65.5%
睡眠
(1日平均睡眠時間6時間以上8時間未満)
31.9% 36.4% 50.5% 55.0% 54.9%
運動習慣
(週2回以上の運動習慣)
19.9% 30.2% 35.0% 43.0% 42.9%
タバコ
(タバコを吸わないorやめた)
78.9% 82.0% 84.6% 85.1% 85.5%
メンタルヘルス
(2018〜2021年:メンタルタフネス度偏差値55以上、
 2022年:精神的なストレスとうまく付き合うことができている)
12.5% 12.8% 12.6% 12.6% 75.2%

Boost 5の3項目以上の達成者

「Boost 5」の5項目の重点テーマのうち3項目以上の達成者は、年々増加しており2022年度は75.5%(昨年度比+22.3pt)となりました。Boost 5の達成項目が多い人ほど高パフォーマンスの傾向を示していることから、これらの5つの指標を一つでも多く達成できる社員が増えるよう、「Boost 5」の浸透を目的としたイベントと、特別に意識をしなくても健康行動に結びつけられる環境整備の両面でBoost 5の取り組みを進めています。その結果、健康経営の社内の浸透度は91.3%と着実に上昇しています。

「Boots5」3項目以上の達成者
健康経営の社内浸透度

●2023年度の注力取り組み

健康経営Boost 5の施策については、結果評価および効果検証を行うほか、新たな課題を把握し、PDCAサイクルを回して取り組みを推進しています。これまでのBoost 5の経年推移から、「運動」の達成割合が半数以下で推移している状況を課題として認識し、2023年度は「運動」に注力するとともに、健康によい行動を維持・改善できる施策を展開していきます。

2. 法令等に基づく取り組み

●心身ともに健康な職場づくり

ストレスチェックの集団分析(受検率:98.7%)結果をもとに、産業保健スタッフ等の支援による職場環境改善活動等を実施し、心身ともに健康な職場作りに取り組んでいます。活き活きとした職場を推進するためのきっかけづくりとして、入社1年目から3年目の社員を対象に保健師による「活き活き職場づくりセミナー」(受講率84.3%)を実施しました。アンケートの結果(回答率97.7%)から、受講者の84%がセミナーに「参加してよかった」と満足し、86%が「今後に活かせる」と回答し、一定の効果が得られました。
定期健康診断については、2022年度においても2019年度から継続して受診率100%を達成しました。また、健康診断の有所見者に対する受診勧奨や保健指導率についても100%を達成しました。有所見者の面談については保健師を中心に進め、医療の専門職が関わることで実効性の高い支援につなげています。

<健康施策の取り組み状況に関する指標>
2018 2019 2020 2021 2022
定期健康診断受診率 99.8% 100% 100% 100% 100%
定期健診診断後の精密検査受診率 36.3% 69.9% 60.9% 56.9% 62.8%
ストレスチェック受検率 97.4% 95.4% 96.6% 95.9% 98.7%
平均月間総実労働時間 162H 154H 154H 149H 151H
平均月間所定外労働時間 20H 21H 11H 18H 20H
平均年次有給休暇取得率 62.0% 63.1% 59.0% 61.3% 68.1%
平均年次有給休暇取得日数 14.0日 15.4日 13.7日 14.8日 17.8日
<健康関連の最終的な目標指標>
2018 2019 2020 2021 2022
パフォ一マンス(プレゼンティ一イズム)※1 67.2 66.6 66.2 68.5 68.0
ワ一ク工ンゲ一ジメント(偏差値)※2 50.0 50.0 50.0 51.8 51.8
高工ンゲ一ジメント者率 12.2% 12.0% 11.8% 12.7% 13.3%
高ストレス者割合 3.9% 5.5% 4.2% 5.4% 5.5%
  • ※1:パフォーマンスは、プレゼンティーイズム尺度であるWHO-HPQ(World Health Organization Health and Work Performance Questionnaire)にて測定
  • ※2:ワークエンゲージメントは、ユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度と相関の高い8項目を用いたストレスチェック委託先によるオリジナルの尺度にて測定

●職場のストレスマネジメント

セルフケア、ラインケアに対する知識の普及と実践促進を目的にEラーニングを実施し、2022年度の受講率はセルフケアが95.9%、ラインケアが94.6%でした。

2018 2019 2020 2021 2022
セルフケア教育受講率 82.5% 88.9% 98.3% 98.9% 95.9%
ラインケア教育受講率 - - - 89.0% 94.6%

●禁煙化の取り組み

2020年度の就業規則による就業時間内(昼休みを含む)禁煙の制度化以降、各種媒体(メルマガ、掲示板など)による定期的な情報発信、健保と連携しての禁煙支援など継続して取り組んでいます。2022年度は非喫煙率は85.5%(2020年度比+0.9pt)となりました。各種健康情報の発信や健康イベントの参加などを通じて健康を守ることへの意識と行動が定着していると考えます。

●女性の健康推進

女性特有の健康課題に対するリテラシー向上や課題解決のためのセミナーを2021年度より開催。2022年度は女性だけでなく男性も対象として「働く女性のセルフケアメソッドセミナー」を開催(受講率:11.5%)。女性が健康リスクの知識を深めて予防に努めるのはもちろんのこと、男性も女性特有の健康課題について理解・共感し適切なサポートを提供することが健康な組織につながることを学びました。

●労働安全衛生の取り組み

当社では、オフィスや事業場内の安全衛生管理のみならず、事業部が進める施工管理運営における安全管理および安全教育に重点をおき、安全衛生管理体制および関連諸規定を整備し体系化することで、社員の健康管理強化と顧客に対する信頼性を高めています。
生産拠点を有する野洲事業所においては、ISO45001の認証を取得しており、継続的な労働安全衛生の向上に取り組んでいます。また、安全衛生法令遵守に重点をおいた第三者評価(リーガルアセスメント)を実施し、アセスメントで確認したリスクについては、安全対策の計画、是正、改善を行いました。2023年度も引き続きリーガルアセスメントを実施し、法令遵守はもとより、安全衛生リスクおよびリスクによりもたらされる損失を未然に回避または最小化するために、リスクマネジメントに取り組みます。

<ISO45001認証拠点>
認証機関 認証番号 有効期限 認証取得日
オムロン ソ一シアルソリュ一ションズ株式会社 野洲事業所 JQA JQA-OH0325 2026/7/30 2020/7/31

2022年度は労働災害(業務上災害)が1件発生し、休業災害度数率0.52、強度率0.00043でした。2023年も引き続き、社員および契約社員ともに労働災害の発生ゼロ(0件)目指し労働安全衛生の取り組みを推進していきます。

<労働安全衛生に関する指標>
2018 2019 2020 2021 2022
労働災害件数 3件 11件 1件 2件 1件
死亡災害件数 0件 0件 0件 0件 0件

3. 取引先への健康経営の支援

ケガや疾病のない安心・安全な職場環境の提供をすることを目的として、構内業務委託先と「協力企業連絡会」を四半期ごとに開催しています。健康経営の支援として取引先との意見交換などを通じてノウハウを提供しています。また、構内業務委託社員が健康増進イベントなどに参加や健康増進機器を利用できるようにし、取引先への健康経営の支援をしています。

4. コラボヘルスの推進

オムロン健康保険組合とのコラボヘルスの一環として、レセプトデータや社員へのアンケート調査等のデータを分析し、社員の健康状態を把握。また、健康への意識向上のため、健康経営の取り組み等を振り返り、成果や課題をまとめ組織へフィードバックし、PDCAをまわしています。