エネルギー

TOP
ソリューション
ソリューションTOP
製品情報
製品情報TOP
ダウンロード
ダウンロードTOP 製品情報ダウンロード
信頼のオムロン
事業コンセプト オムロンエネルギー事業の歴史 太陽光発電実証施設 エンジニアリングサービス AICOT
補助金・お役立ち情報
補助金・お役立ち情報TOP
サポート
よくあるご質問 お問い合わせ 安心してお使いいただくために
関連リンク
環境関連商品保証登録サイト 遠隔モニタリングサービスアカウント登録サイト 遠隔モニタリングサービスモニタリングサイト

導入事例

株式会社田中製作所様

管理部 部長 田中 佑樹様
田中製作所様は、金属加工部品を主に生産されている製造業様です。CO2の削減を積極的に取り組まれており、今回は更なる削減の為に自家消費太陽発電システムを導入された需要家様です。
カーボンフットプリントと生産管理システムを組み合わせられていたり、事業継続判断をCO2観点でも検討されるなど先進的な取組みをお話しいただきました。

会社概要に関して

株式会社田中製作所の事業概要

今メインの仕事になってるのは、金属プレス加工品の量産とそれから金型製作です。
金属プレス加工品の量産とそれから金型製作が始まって、そこから業態を転換してミニプリンター用の刃物や、自動車用のEVやハイブリッドに使われる部品などをメインにやっております。

会社経営で大切にしていることは?

信頼をベースにお客様と長く付き合って、パートナーとして受け入れていただきたいというのが、当社の一番大事にしてる思いです。

お客様の信頼を裏切りたくないというのが、みんなのチャレンジ精神や粘り強さにつながっています。

環境問題に取り組み始めた経緯は?

当社は今、EVやハイブリッドの部品をやってますので、部品自体がCO2削減に繋がっていますが、我々が二酸化炭素を出してしまったら意味がないじゃないかと、(弊社の)社長に言われて、ぜひやってみようということで取り組んだのがきっかけです。

Co2は大幅削減への取り組みについて

何ができるのかというところでは、まずLED化、空調を高効率化。外壁の断熱と、コンプレッサーの入れ替えであるとか、そういったことを少しずつやっていって、エネルギー使用量の割に、利益が伴わない部署は、その事業自体もやめてしまおうという決断をしました。
そういった取り組みで、CO2が減ってきてるというところです。

自社の強みは?

ISOであったり、経営手法ですね。
予実管理などを、他の会社よりも早めにやってみようというのが、それをお客様に評価していただいたこという成功経験もあって、同じように、今やっているCO2削減の取り組みについても、先んじてやってみようというのが、社内的にありました。

エネルギー利用状況について

主要な設備は?

工場に関して一番電気を使うのは機械加工の設備、マシニングセンターやワイヤー加工機などです。
それらよりも台数が多いのが金属プレス加工機、それに付帯する設備として洗浄機や、梱包に使われる自動機、簡単な溶接器など、そういったものがあります。

エネルギー変動への対策は?

部署によっては、24時間稼働してる部署とそうでない部署がありますので、その中で夜勤にピークをずらしたり、特に夏や冬ですね、納期の範囲でできる時ということになりますけど、対応しております。

24時間稼働する部署とそうでない部署があることが、逆にエネルギーの変動をもたらすので、その辺はマネジメントの難しいところになっています。

今後の課題は?

生産予定をどう組むのかというところになってきますが、今の生産予定は納期ベースで組んでいますけれども、これをエネルギーベースでみたときにどうなるのかが、生産管理システムとの融合というところでみえてくると思っています。
太陽光発電をつけたことで、(エネルギー調達の)選択肢が増えています。その辺を、これから考えていきたいなと思っています。

自家消費システムに関して

システム導入のキッカケは?

エネルギー価格の高騰とエネルギーの調達自体が不安定になってきたという面で、エネルギー自体を自分たちで作るということが、自社の持続的な経営に必要だと話が上がっていて、じゃあ、太陽光をつけようという話になりました。

導入にあたっての障壁は?

パネルの重さに建屋が耐荷重的に賄えるのかというところと、パワコンなどの設備をどこに入れるのか、外に出してしまうと劣化が早くなってしまうとか、保守がしづらいという問題がありますので、スペースの確保というのが大きな問題だったと思います。

導入後の効果は?

土日の稼働時に、(エネルギー使用を)ある程度太陽光だけで賄えるような状況にしようというのを目標として挙げています。パネルを設置したことによって、工場自体が暑くなりにくくなったというのは、数字として数十%実際に電気使用量が下がっておりますので、目に見えて効果が出ています。

山陰地方なので9月でも曇る日は多かったですし、どれくらい発電してくれるのかと不安に思っている部分もありましたが、パワコンに対するパネルの容量などの設定もあって、曇りの日でもそれなりにパワコン容量いっぱいまで発電してくれている日があります。
この辺は地場の会社さんがやってくれたことによるノウハウが活きたのかなと。

9月よりは10月、11月と(発電量は)減っていくかもしれませんが、ある程度発電量は確保していけるのかなと、その辺は見守っていきたいと思っています。

今後について

オフサイトのPPAなどを次の段階としてはまだまだ先ですけども、検討していきたいと思っています。

地域への貢献を考えていきたいと思っておりまして、弊社がやってみたことを他社さんに「こんなことやってみませんか」という風に事例を展開させていただくというのも1つですし、BCPの観点で当社が設備を持っていれば、地域の方が何かあった時に弊社を頼っていただくということもできますので、そういった展開を今後できればと思っています。

太陽光発電システムについて、お気軽にお問い合わせください

導入・運用ノウハウについて問い合わせる

製品情報