導入事例

株式会社佳長様

代表取締役 村田 博昭様
本社食品工場の新設に伴い自家消費システム採用された導入背景や再エネへの想いをお伺いしました。地域・自然・循環、そしてエネルギーに対するお考えは、まさに「地産地消」を事業活動を通して推進されています。

株式会社佳長様について

兵庫県朝来市、京都と日本海を結ぶ交通の要衝で、古くから米作りが盛んな地域です。
この地で2003年に創業した株式会社佳長様。えびせんの製造販売をされています。

えびせんづくりへの思い

メインはエビせんべい、イカせんですとか、ホタテですとか、要は海産物ですね。
色んな種類のおせんべいの製造販売をしております。

東京から九州まで、空港それから新幹線の駅などに、お土産物としてブランドは各地で変わりますけれども、たくさん出ております。

養殖エビでなく天然えびを使おうということで、天然物からスタートしたものですから、
出来れば自分たちで作った原材料も使ってみようということで、米粉をつくったりね。

こだわりのえびせんづくりを続ける村田社長に寄せられた、地域の農家さんからの相談。

田舎ですから、空き農地というのがたくさんありまして、地元の農家さんたちが『もう後継者がいないということで、なんとかならないか』というようなご相談がありました。

じゃあ、我が社がその農業の部門もやっていきましょうか、ということでやり始めたのが約10年前です。

米作りをきっかけにあらためて想いを馳せた、せんべい作りを取り巻く環境。

えびせんですから、非常に海老殻がたくさん出ます。
その海老殻を何とか再利用して肥料にならないかなと、関西大学と共同で研究をして肥料を作りましてね。
その肥料を使ってお米をつくって、そのお米でせんべいをつくって、またせんべいを作る海老殻で肥料を作ってという循環型をやっています。

村田社長にとって、太陽光発電システムの導入はとても自然な決断でした。

電気も、じゃあ天然からもらおうか、ということで、ソーラーパネルを上げたり、色々とそういう風な考え方でやっています。
自然に優しい、環境に優しい、そういう形を持っていけたらなという思いでやっています。

電気設備が非常に多いですから、だいたいこの工場だけで月に、電気屋さんが試算されましたところ80万円程度の電気代がかかるだろうと。
その中から実際にソーラーを上げてやってみましたら、この夏でだいたい月に40万ぐらい。
ですから、まあ半分はソーラーでまかなえてるのかなというような気はします。
電気代に関しては、だいたいまあそんなもんかなと。

停電をした時にね、やっぱり太陽光があればまかなえていけますから、そのときのことを考えたらね、やはり太陽光を上げておくべきかなと思います。

今後の新たな取り組みは?

だんだんと毎年増えていきまして、個人ではやってられないなということで、佳長ファームという会社を1社起こしまして。
佳長ファームの方も、今年で17ヘクタールぐらいですかね。

できれば将来、非常に野菜もたくさん使えますから、野菜なんかも作っていけたらいいかなというふうな思いもしております。
今コロナ禍中でちょっとね、世の中止まっていますから、これがまた動き始めたら、次は向こうの工場の屋根の上にもソーラーパネルを上げていこうかなというふうに思っています。

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