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需要家様の受電パターンとシステム構成

2024.04.24
セミナーアーカイブ

受電契約種類

受電契約種類大まかに分けて上から低圧、高圧、特高と別れており、受電の種類によりシステム構成が変わってきます。

システム構成パターン

システム構成のパターンを決定する際に考慮すべき重要な要素として、電力会社との契約が高圧か低圧か、蓄電池の導入の有無、さらにはバックアップ容量が100Vか200Vかが挙げられます。これらの要素によって、システム構成が変わります。

低圧受電

低圧受電の場合、一般的なパターンとしては、1需要家に対して1つの引込みを行うパターンや、単相と三相の2系統を引き込むパターンがあります。このような低圧受電は、原則として50kW未満の需要家向けで、動力用の電力を別途引き込んでいるような施設でよく見られます。

システム構成(低圧受電)

低圧受電への接続においては、パワコンとゲートウェイボックスの設置が一般的です。パワコンと主幹電流センサを直接接続することで消費電力を計測し、内蔵されたコントローラー機能によって負荷追従を行い、系統に逆潮流することなく発電を行います。

さらに、パワコンとゲートウェイボックス内のゲートウェイを接続することで発電データを、GW内の主幹用電流センサと電力量計を接続することで消費データをそれぞれクラウドにアップロードし、お手持ちの端末で確認することができます。

さらに、パワコンとボックス内のゲートウェイを接続することで発電データを、専用保護継電器からのデータをゲーボックス内のゲートウェイに接続することで消費データをそれぞれクラウドにアップロードし、お手持ちの端末でリ確認することができます。

高圧受電

高圧受電の場合は、通常、三相の1系統を引き込み、キュービクルで三相電力を各トランスを使用して単相および三相の電力に変換する形になります。

システム構成(高圧受電)

高圧受電への接続においては、パワコン、ゲートウェイボックス、専用保護継電器の設置が必要となります。パワコンと専用保護継電器を接続することで消費電力を計測し、内蔵されたコントローラー機能によって負荷追従を行い、系統に逆潮流することなく発電すると共にOVGRとRPRの信号を受けることが出来ます。

高圧余剰システム構成【高圧受電専用保護継電器と同じ構成】

また同様のシステム構成にし、3つのユニットの設定を変更するだけで先程のページの構成と同じ構成で高圧の余剰にも対応することが出来ます。これは設計を共通化して、システム選定の工数や在庫の機種を削減することに寄与します。専用保護継電器のRPR機能とパワコンの自家消費設定をそれぞれOFFにして頂くことで高圧受電での余剰売電での運用を行うことが可能となります。詳細についてはお問い合わせください。

システム構成(高圧受電+単機能蓄電システム)

システム構成パターンにおいて蓄電システムを接続した構成では、単機能蓄電システムのパターンを採用しています。この構成では、これまでのシステムに加えて専用保護継電器と蓄電システムのパワコンを接続し、蓄電システムのパワコンから単相部の電力を読み取るために主幹電流センサを接続します。

平時には、PVシステムが電灯負荷で消費され、さらに発電が余った場合には蓄電用主幹電流センサが検知して、蓄電池に再生可能エネルギーが充電されます。蓄電システムが満充電した後に発電が余った場合は、動力負荷でも消費されます。

非常時には、特定の負荷へ100V、2kVAの放電が可能となります。

システム構成(高圧受電+全負荷蓄電システム)

蓄電システムが全負荷に対応した構成では、平時にはPVユニットおよびPVシステムから蓄電システムへの充電を行います。

非常時には、マルチ蓄電パワコンと接続モジュールの分だけ充電を行います。さらに、200V、40kVAまでの電力を全負荷分電盤を通して放電することが可能です。

システム構成(高圧受電+三相PCSあり)

当社のシステムの上限が66kWまでであるため、より大きい容量のPVシステムを搭載する場合には、他社製の三相パワコンを追加する構成を検討することができます。その際には、専用保護継電器と三相パワコンに信号線を接続します。

ただし、注意点として、当社のシステムのみでは三相パワコンを負荷追従させることができないため、別途追従用のコントローラーなどが必要となります。

システム構成(高圧受電+V2Hあり)

BCP(事業継続計画)対策としてよくお問い合わせいただく構成について、V2Hを加えた構成を作成しました。ただし、注意点として、当社ではV2Hとの併設動作確認は行っておりません。そのため、併設時の動作を保証するものではなく、動作確認を十分に行い、設計の参考としてご紹介しております。

設置した際には、汎用型のパワコンを追加し、専用保護継電器、V2Hと接続します。非常時には、PVシステム、EVからV2Hを通して電灯負荷へ電力を供給します。

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