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需要家様の業態別の課題解決策と提案方法

2024.04.24
セミナーアーカイブ

最小構成×最大発電を実現するオムロンの完全自家消費システム

まず始めに、オムロンの完全自家消費システムの商品コンセプトを紹介します。

商品コンセプトは、「最小構成で最大発電を実現する完全自家消費システム」です。
最小限の機器構成と運用・保守構成の削減により、コストを最小限に抑えます。
そして、99%程度の高精度かつ高速の負荷追従制御技術により、発電量を最大化します。

オムロンの完全自家消費システムは、低圧領域から高圧領域まで幅広くカバー

オムロンの完全自家消費システムは、低圧受電から高圧受電に至るまで、幅広い案件に採用されています。オムロンのパワーコンディショナー(パワコン)は、低圧領域に限定されるというイメージを持たれがちですが、実際にはそうではありません。

高圧システムにおいて多くの機器が必要とされる安全保護の面でも、オムロンは必要な機能を専用保護継電器に集約することで、最小限の機器構成で自家消費システムを構築することが可能です。保護継電器などを設置する際は施設の停電が必要となるため、迅速な作業が求められます。

オムロンの完全自家消費システムは、完全自家消費専用のパワコンと4in1の専用保護継電器を使用することで、機器数と施工工程を最小限に抑え、これらの課題を解決することができます。

構成図については、当社の自家消費サイトにて詳しく紹介しております。

導入事例① 介護施設

はじめに、介護施設の案件をご紹介いたします。
「電気代が高く負担になっている。節電対策は何をすれば良いのか」というご相談を受けました。この介護施設では、電気代の高騰に悩んでいましたが、具体的にいつ、どれくらいの電気を使用しているのかが把握できておらず、どこから手をつければよいのか分からない状況でした。

一般的に、電気の消費は空調や照明が多いと考えられています。特に介護施設の場合、日中に人が活動している時間帯に多くの電気が使用され、お昼頃に電力消費のピークがあると予想されます。一方、夜間は人が活動しないため、電力消費はほとんどないと考えられていました。このような先入観を持って、お客様との話し合いを進めてましたが、実際に確認してみると、予想とは異なる状況が明らかになりました。

お客様情報の把握は、基本的なステップです。まず、お客様の電気契約内容や30分デマンド値を確認し、電力消費パターンの情報を入手します。30分デマンド値をグラフ化することで、どの時間帯にどれだけの電気を使用しているのかを視覚的に確認できます。電力消費が多い場合、それがどのような活動によるものなのか、電力を消費している設備は何かを調査し、節電対策のヒントを得ることができます。

この介護施設のケースでは、夜間の時間帯に電力消費が大きくなっていることが観察されました。その理由を尋ねたところ、エコキュートや電気給湯機に電気が使用されていることが明らかになりました。お客様は、深夜の電気料金がお得であるため、その時間帯にお湯を沸かしていると説明されていましたが、実際に電気契約内容を確認したところ、そのような契約にはなっていませんでした。

この経験から、お客様が口頭で説明される電気契約の内容についても、契約書を確認することの重要性を感じました。需要家の方々は、日々の業務が優先であり、契約内容や設備の管理にまで注意が行き届かないこともあります。そのため、私たちはお客様の情報をしっかり把握し、それに基づいて課題を解決する提案を行う必要があります。

最終的に、この介護施設のお客様には、オムロンの完全自家消費システムを提案し、採用いただきました。そして、日中に太陽光発電で生成された電力を使用してエコキュートを動かすよう設定いただきました。結果として、電気代の削減が実現し、さらに非常時にも電力を使用できることに満足いただきました。

私たちはお客様と協力して課題を特定し、そのプロセスを評価いただき、提案から採用までスムーズに進展し、お客様の期待に応えることができました。

お伝えしたいことは、お客様の情報を把握することが非常に重要であると同時に、難しいこともあるという点です。お客様自身も自社の状況を完全に把握していない場合があり、必要なデータを入手するのが困難なこともあります。しかし、最初にお客様の情報をしっかりと把握し、丁寧にシミュレーションを行うことで、商談の獲得率を大きく向上させることができます。

特に押さえるべき情報は以下の通りです:

  • エネルギーの困りごと
  • お客様の電力消費パターン
  • 電気契約内容・最大デマンド値
  • 電気設備(どんなことに電気が使われているのか)
  • 敷地内のスペースや構造

お客様との商談時には、これらのポイントを押さえることを心がけてください。

導入事例② 小規模小売業者

次に、EPC様にとって、オムロンのシステムが適切にマッチした事例をご紹介します。

このEPC様は、小規模の薬局を経営している方から、自家消費設備の導入について相談を受けました。

EPC様は、お客様の電気契約の内容やデマンド値の確認、設備を設置するスペースの確認などを行い話を進めていきました。
その中で、この店舗では、単相・三相の2系統引き込みを行っていることが分かりました。

EPC様は当初はオムロンではなく他社のシステムで設備を設計し、順調に進んでいたものの、途中で施工課題が生まれます。

電力会社との連携協議の結果、逆潮流は許可されず、自家消費設備を導入するためにはRPRが必要とされました。RPRは、逆方向に流れる電気(逆潮流)を検知した際に、発電設備の停止や遮断機の開放などを行い、逆潮流を防止する機器です。

この設備の導入により、逆潮流を防ぐためにはRPRの取り付けが必須条件となり、機器費用および施工費用が上昇する事態となりました。さらに、補助金申請の期限も迫っており、早急に問題を解決する必要がありました。

このような状況でEPC様からオムロンにご相談をいただきました。

この薬局の案件には、オムロンのシステムが非常に適しています。理由は、オムロンの完全自家消費システムのパワーコンディショナには、コントローラーとRPR機能が内蔵されているため、RPRを追加するための工事が不要だからです。さらにシンプルな機器構成で施工時間の短縮もできます。

さらに、オムロンのシステムは高速・高精度負荷追従技術により、発電量を最大化できることが需要家にとっての大きなメリットです。逆潮流が発生し、RPRが作動すると発電が停止してしまいます。

一般的な自家消費システムでは、逆潮流によるRPRの作動を防ぐために、80~90%の負荷追従制御を行い、過剰な出力を抑制します。これにより、発電した電力の一部を使用せずに捨ててしまうことになります。

一方で、オムロンのシステムは独自の高速・高精度負荷追従技術によって約99%の最適な制御を実現します。これにより、発電電力が消費電力を超えることがなく、逆潮流による発電停止が発生せず、電力を無駄にすることがありません。この技術により、自家消費システムの効率を最大限に引き出すことができます。

オムロンのシステムは、発電停止を引き起こす逆潮流が発生しないため、パワーコンディショナの復旧作業が不要です。これはお客様にとって、ランニングコストの削減や手間がかからないという大きなメリットとなります。

今回ご提案させていただいたシステムの構成は非常にシンプルです。

パワーコンディショナー(パワコン)と主幹電流センサーを直接接続することで、消費電力を計測し、内蔵されているコントローラー機能により負荷追従を行います。また、このシステムでは、パワコンとゲートウェイの接続で発電を、そしてゲートウェイ主幹電流センサーと電力量計の接続で消費をそれぞれクラウドに送信し、お手持ちの端末で確認することができます。

EPC様へのご相談で、このオムロンの自家消費システムを提案し、ご採用いただきました。時間が限られている中で、電力会社からの要求を満たさなければならず、部材調達や施工にかかる時間を最小限に抑える必要があるEPC様に対して、オムロンシステムならこれらの課題を解決できるという提案ができたことが印象的な案件でした。

導入事例③ 新社屋を建設予定の需要家様

最後にご紹介するのは、「これ、オムロンでできる?」とEPC様からご相談いただいた案件です。
このEPC様は、お客様である需要家様から、V2H(Vehicle to Home、車両から家庭への電力供給)を組み込んだ自家消費システムの導入を希望する相談を受けました。需要家様は、停電時にも太陽光発電から電気自動車(EV)への充電が可能であることを望んでいました。電気代の削減だけでなく、非常時には地域の給電スポットとなることで、企業価値やブランド価値の向上を目指していました。

需要家様の要望は理解できますが、V2Hと組み合わせることができる自家消費システムが存在するのか、また、限られた予算内でその要望を満たすことができるのかが課題となりました。

EPC様からのご相談を受け、オムロンの技術担当者も交えて打ち合わせを行い、通常時は太陽光の自家消費を行い、停電時にはEVへの充電が可能なシステム構成を決定しました。停電時には、EVから接続されている負荷へ一度放電し、連系運転を行い、その後パワコンからEVへ充電するという流れです。

オムロンの自家消費システムは単相パワコンを使用していますが、単相・電灯側で発電した電力が余った場合は、三相・動力側へ回り込ませることが可能です。

また、蓄電池の導入はコスト面で厳しい場合が多いですが、EVを活用することで設備予算を大幅に抑えることができました。限られた予算内でお客様のご要望を満たすシステムをEPC様と共に検討し、提案できたことが印象的な案件でした。

この事例を通してお伝えしたいことは、オムロンではEPC様や需要家様のご要望に応えるために、どのような構成が適切かを一緒に考え、最適なソリューションを提案しているということです。自家消費に関する相談を受けたが対応に迷っているEPC様がいれば、私たちも一緒に考えさせていただきますので、ぜひ一度オムロンにご相談ください。

自家消費型太陽光発電について、状況別の対応方法について知りたいEPC事業者様に向けてホワイトペーパーを用意しております。電力需要家への提案方法から、現地調査や施工の注意点、施工完了後の保守のポイントまで、無料でご覧いただけます。詳しくは、以下よりご覧ください。