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パワコンの交換費用はいくら?安く抑える方法から、寿命、原因まで解説

2024.06.01
お役立ち情報

太陽光発電システムにとって欠かせないパワーコンディショナー(パワコン)は、システム全体のパフォーマンスを左右する重要な機器です。しかし、この機器は時間が経過するにつれて劣化してしまい、最終的には交換が必要となります。どのタイミングで交換すべきか、またその費用はどれくらいになるかは、太陽光発電を行っている多くの人にとって気がかりなポイントです。

本記事では、パワコンの交換費用とその寿命、そして交換すべき適切なタイミングについて詳しく解説します。既に太陽光発電を始めている方だけでなく、これから導入する方にとっても、交換に関わる情報を事前に理解しておくことは重要です。本記事の情報を活かして、適切な選択と計画を進めていきましょう。

目次

パワーコンディショナー(パワコン)とは?

パワーコンディショナー、通称「パワコン」は太陽光発電システムにとって不可欠な機器です。この機器の主な機能は、太陽光や蓄電池から得た直流電力を、家庭やビルで使える交流電力に変換することです。変換プロセスでは、電力を安定化し、効率的に供給することで、エネルギーの利用効率を高めます。

また、パワコンは環境の変動に応じて電力供給を調整して、システム全体の効率性を向上します。これらの機能を実現するためにパワコンは非常に繊細な構造をしており、重要な役割を続けるためには適切なメンテナンスが必要不可欠とされています。しかし、メンテナンスにもいずれは限界がきます。使用開始から一定期間が経過すると、どうしても交換が必要となります。交換時期を見極め、システムを常に最適な状態に保つよう努めましょう。

太陽光発電システムを継続的に利用して管理する上では、パワコンの役割は非常に大きいと言えます。これにより、エネルギーの持続的な利用が可能となり、環境に優しいエネルギーソリューションが成立しています。

パワコンの寿命と交換時期の目安

パワコンの平均的な寿命は10年から15年程度です。これは、一般的な家電製品と同じか少し長いくらいの期間です。一方、太陽光発電システムのメイン機器である太陽光パネル自体は、25年から30年程度の発電が可能です。しかし、パワコンが故障すると発電能力が大幅に低下します。

特に、設置から10年を迎えると、パワコン内部のコンデンサーや半導体などの部品が劣化を始めるため、定期的な点検が推奨されます。不具合であれば早い場合には8年目位から起こってきます。多くのパワコン製造メーカーは10年の機器保証を提供しているため、保証が切れる10年目を目安に交換を検討するのが賢明でしょう。

また、保証期間内は故障のサインを見逃さないよう注意が必要です。定期的な点検とメンテナンスを行い、パワコンの状態を把握しておきましょう。そうすることで、突然の故障を防ぎ、太陽光発電システムの安定した運用を確保できます。太陽光発電システムを長期的に活用するためには、パワコンの寿命と交換時期を適切に管理することが重要です。

メーカーの保証期間が終了した後の考え方

一般的にパワコンのメーカー保証期間は10年です。当然、保証期間の終了後もパワコンは動作し続けます。ただし、使用年数に伴い性能が低下する可能性があります。繰り返しとなりますが、保証期間の終了する10年目を目途に、交換を計画してみてはいかがでしょうか。2014年よりも前にパワコンを購入された方は、(本記事公開時点の2024年7月では、)そろそろ良い交換時期と言えます。

現在市販されているパワコンは過去のモデルに比べ約20%安価で、変換効率も向上しています。したがって、パワコンを交換することで発電量を増やすことが可能です。この際、発電量アップを実現するリパワリングも一つの選択肢となります。性能の高い製品への投資は、長期的な運用のために有効な選択と言えるでしょう。

パワコンの機能や故障リスク・最新のパワコンの選び方について知りたい方に向けては、『太陽光発電の収益を最大化させるには「パワコン選びのポイントを解説」』という資料で詳しく解説しています。

パワコンが劣化、故障する原因は?

パワコンの劣化や故障には様々な原因がありますが、最も一般的なのは経年劣化です。時間が経つにつれて、本体の性能が自然と低下する現象で、避けることはできません。さらに、豪雨や台風、落雷などの自然災害の影響で、配線や本体に物理的なダメージが加わる場合もあります。これらの問題を少しでも遅らせるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

特に、換気フィルターはホコリやゴミで目詰まりしやすく、その管理を怠ると故障の原因となることがあります。定期的なメンテナンスを心がけましょう。推奨されるメンテナンス間隔は年に一度です。また、パワコン本体だけではなく周辺設備の故障も影響を与えることがあります。問題が発生した際には、迅速に対処しましょう。

パワコンの劣化、故障に気づくポイント

パワコンの劣化や故障に気づくには、次のような現象に注目しましょう。まず、異音が聞こえる場合、これは内部の部品が損傷している可能性を示唆しています。また、他のパワコンと比較して発電量が低下している場合や、頻繁に運転が停止する場合も故障の兆候です。さらに、エラーコードが頻繁に表示されることや、パワコンの表示自体が出なくなる事態も、故障している可能性が高いと考えられます。

これらの症状が見られる場合、特に製品が10年以上使用されている場合は、その寿命による劣化が原因である可能性が高いです。このような状況では、新しいパワコンへの交換が推奨されます。一方で、まだ設置からそう時間が経過していない製品の場合には、修理を行うことで問題が解決できる可能性があります。どのような場合であっても、問題が発生した際は速やかに専門のメーカーへ相談することが大切です。これにより、機器の更なる損傷、悪化を防ぎ、適切な対策を講じることが可能となります。適切なメンテナンスと迅速な対応が、パワコンの長寿命化と性能維持に繋がります。

パワコンの交換費用は?

パワコンの交換にかかる主な費用は、新しい本体の価格と工事費です。本体の価格は製造メーカーや容量によって異なるものの、一般的には約20万円程度が相場です。追加で設置の工事費として、10万円から15万円が必要になります。2つを合計すると、交換には合計で約30万円から35万円ほど必要とされます。

ただし、メーカーの保証期間内であれば、交換費用が無償または割安になる場合があります。保証期間はメーカーによって異なりますが、近年では10年の保証期間を設けるメーカーが多く、最短で1年から最長で15年程度の範囲で設定されています。したがって、パワコンの購入や交換時には、製品の保証条件を確認することが重要です。保証期間内に交換が必要になった場合、費用を抑えることができるかもしれません。

長期的な視点で見ると、保証期間の長さは製品の品質や信頼性を示す指標の一つとも言えます。パワコンは太陽光発電システムの中核をなす重要な機器ですので、信頼性の高い製品を選びましょう。交換費用だけでなく、保証内容も十分に吟味して、最適な製品を選択していきましょう。

パワコンの交換費用を抑える方法

パワコンの交換費用を抑える方法について解説します。

1台ではなく、まとめて交換する

複数台のパワコンを利用している産業用太陽光発電所の場合、1台ではなく、まとめて交換することで交換費用を抑えられる可能性があります。パワコンが同時に故障することは稀ですが、自然災害のような外的要因によって、複数が一度に故障するケースはあります。また、同じ地点に設置されているパワコンは故障する時期が似てくる傾向があります。

例えば、使用年数に応じて故障するパターンとして、10年目に1台、11年目に3台、12年目に2台、そして13年目に3台が故障するケースを考えてみましょう。将来的には全てのパワコンが故障すると想定した場合、一度にまとめて交換することで工事費を節約できます。また、業者によってはパワコンを複数台まとめて購入することで、製品代を値引いてくれるケースもあります。

例えば上記(10年目に1台、11年目に3台、12年目に2台、そして13年目に3台)のケースでは、10年目から13年目にかけて合計252万円の費用が発生したとします。詳細は次の通りです。

  • 10年目:20万円(1台分の本体代)+15万円(1台分の工事費)
  • 11年目:60万円(3台分の本体代)+19.5万円(3台分の工事費)
  • 12年目:40万円(2台分の本体代)+18万円(2台分の工事費)
  • 13年目:60万円(3台分の本体代)+19.5万円(3台分の工事費)

一方で、一度にまとめて交換すると合計207万円で交換ができ、約45万円も節約できる可能性があるのです。

  • 10年目:180万円(9台分の本体代)+27万円(9台分の工事費)

この金額はあくでも一つの想定ではありますが、十分に現実的な節約金額です。一度にまとめて交換することで、工事費を節約しています。パワコンの製品代の値引きも加わると、より大きな金額を節約できます。「交換にはまだ早い」と考えているパワコンがある場合でも、このようなメリットを考慮してまとめての交換を検討してみてはいかがでしょうか。

補助金や助成金を活用する

補助金や助成金の活用も手段の一つです。エネルギー政策や省エネルギーに関する支援策を活用することで、交換費用の補助を受けられるケースがあります。例えば、令和6年4月16日から5月24日にかけて公募されたデータセンター改修支援事業では、再エネや蓄エネ設備、省CO2型空調設備の改修に対して補助金が提供されており、パワコンも対象に含まれていました。この事業での補助率は対象経費の1/2で、上限は1億円にも及んでいます。

補助金や助成金の詳細および申請方法については、各省庁や実行団体の公式サイトで確認可能です。例年人気が高く多数の応募があり、早期終了する補助金、助成金も少なくありません。計画的に準備をして、なるべく早いタイミングで申請することが重要です。

獲得するためにより詳しい情報を知りたい方は、関連記事「【2024年度版】産業用太陽光発電の補助金22選|獲得のコツまで解説 | お役立ち情報 | 再生可能エネルギーを創り活用するエネルギーソリューション | オムロン ソーシアルソリューションズ」をご覧ください。

パワコンを交換するメリットとデメリット

パワコンを交換することには、メリットだけではなく、当然デメリットもあります。耐用年数に達した際や故障時の交換は、システムの安定稼働や効率アップにつながる一方で、高額な費用がかかるというデメリットもあります。それぞれを正しく理解して、各自の状況に合わせて慎重に判断することが大切です。

パワコンを交換するメリット

パワコンを交換することには、経済的にも効率的にもメリットが多くあります。例えば、オムロン製の従来単相パワコンKPM(従来単相パワコン)から新型単相パワコンKPV(新型単相パワコン)へ交換した場合、10年間で約60万円の売電収入増加が期待できます。

※)KPM(従来単相パワコン)からKPV(新型単相パワコン)への交換による売電収入増加分57,300円×10年分=573,000円(単相パワコン9台の場合) 金額は、買取単価40円、パネル81kW、PCS49.5kWシステムで、実機テストした結果から算出。なお、この試算・金額は事例であり、実際の売電収入を保証するものではありません。

参考)お持ちの残り売電期間に合わせてFIT継続/運用をワンストップサポート「POWER CONTINUE」 | 社会の安心・安全・快適ソリューション | オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社

修理を繰り返すよりも、新しいパワコンを導入することで、長期的に費用を抑えることができます。なぜなら、古いパワコンは、部品の入手が困難になり、修理が割高になることがあります。さらには生産中止となっていることもあり、同機種の部品を入手することができず、修理が不可能になることすらあります。

効率的なメリットとしては、新しいパワコンに交換することで、最新技術による高い電力変換効率を実現し、発電効果を向上させられます。技術の進歩により、古いモデルよりも変換効率が向上しており、より多くの電力を発電できるようになりました。付随するメリットとしては、交換することで、新たに10年から15年程度の新規の保証が提供され、長期間安心して利用できることもあげられます。

これらのメリットを総合的に考えると、パワコンの交換は、長期的な運用を考慮した際に非常に合理的な選択だと言えます。経済的なメリットだけでなく、効率性の向上や安心感も得られるので、交換を検討する価値は十分にあるでしょう。

パワコンを交換するデメリット

パワコンの交換を行う際には、高額な費用が発生するというデメリットが避けられません。特に、保証期間が終了している場合は、交換費用全体を自己負担しなければならず、経済的な負担は大きくなります。また、異なるメーカーやモデルのパワコンに交換する場合、互換性の問題が生じる可能性があります。この問題により、パワコン本体だけでなく、周辺機器の交換も必要になることがあり、総コストがさらに増大してしまうのです。

しかし、過度なコスト増加がなければ、交換によるメリットの方が勝るでしょう。例えば、新しいパワコンは、効率性や安全性が向上しているため、また、故障リスクを減らすことができるため、安心して太陽光発電システムを使用できるようになります。したがって、費用対効果を慎重に検討して、適切なタイミングで交換を行うことが賢明だと言えるでしょう。

パワコンの交換方法は購入だけじゃない?

パワコンの交換方法を考える際、新しい本体を購入することが一般的ですが、実は購入以外にも選択肢が存在します。例えば、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社が提供する定額貸出サービス「POWER CONTINUE」をご存知でしょうか。2021年4月から始まったこのサービスでは、利用者は最新機種のパワコンを使用して発電量の向上が期待できるだけではなく、緊急の交換工事や保守、動産保険を含む全てのサービスを受けることができます。

さらに、修理や交換に関する予期せぬ出費も不要で、FIT期間が終了するまで安定して事業を続けることができます。このサービスは初期費用がゼロで、月額は定額制です。交換を考える際には、このようなサービスも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

定額でパワーコンディショナーを借りる方法の詳細は、「お持ちの残り売電期間に合わせてFIT継続/運用をワンストップサポート「POWER CONTINUE」 | 社会の安心・安全・快適ソリューション | オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社」をご覧ください。

【FAQ】パワコンの交換に関してよくある質問

パワコンの交換を検討している方々のために、よくある質問をまとめました。

パワコンを交換しないまま、長期間使い続けるとどうなる?

多くのパワコン製造メーカーは10年の機器保証を提供しているため、保証が切れる10年目を目安に交換を検討するのが賢明です。交換の時期を過ぎると、変換効率の低下により売電量が減少してしまいます。

さらに、パワコンの経年劣化により、機器が度々停止する場合、その停止期間中の売電収入が途絶えてしまいます。その結果、経済的なメリットも薄れてしまいます。そのため、適切な間隔での交換が推奨されます。

パワコンの故障を放置したまま、使い続けるとどうなる?

パワコンを故障したまま使用し続けることは、深刻なリスクを引き起こします。まず、故障したパワコンは過熱する恐れがあり、最悪の場合にはこれが原因で火災が発生する可能性もあります。非常に危険です。さらに、故障すると正常に電力を変換できなくなり、電力会社への売電量が減少するため、売電収入の低下も避けられません。

これらのリスクを踏まえると、故障したパワコンは速やかに修理または交換する必要があります。定期的なメンテナンスを怠らず、早期発見・早期対応を心がけることが肝心です。

DIY(自分ひとり)でパワコンを交換できる?

パワコンの交換は専門知識が必要であり、電気工事に該当するため、「電気工事士」の資格が必須です。資格がなく交換を行うと、設備の故障や火災、怪我などの重大な危険を招く可能性が高まります。また、非資格者が行う交換は、メーカーの保証対象外となることが多く、結果的に経済的な負担が増えるリスクも伴います。

そのため、パワコンの安全な交換のためには、専門の業者に依頼することを強く推奨します。プロによる適切な作業で、安全と保証の双方を確保しましょう。

まとめ

太陽光発電システムを効率的に運用するためには、パワーコンディショナー(パワコン)の性能を保つことが非常に重要です。パワコンの寿命は大体10年から15年です。この期間を過ぎると、システムの力を維持するためには交換が必要となります。売電収入を維持する観点から、パワコンの点検や交換は欠かせません。交換する際には、専門家に相談して適切なタイミングと方法を検討してください。交換と同時に、太陽光発電システムの全体的な見直しも行えると理想的です。

パワコン交換を戦略的に行い、太陽光発電の収益を上げたいという方には、以下の資料がオススメです。無料でお読み頂けるので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

具体的に交換の検討を進めていきたい方や、パワコンに限らず太陽光発電システムの導入や運用に対する不安がある場合は、ぜひ一度「オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社」に問い合わせください。「オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社」は、パワーコンディショナーや蓄電システムなど、補助金や税制支援を活用できる製品を扱うエネルギーソリューション事業を展開しています。

また、発電の効率・収益向上をお考えの方には「POWER CONTINUE」のご利用もおすすめです。

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