Q. 2020年のシベリア(北極圏)で観測された最高気温は?
- ①8℃
- ②18℃
- ③38℃
答えを見る
- 正解は ③38℃
- 2020年6月20日、ロシア東部のベルホヤンスク(北緯67度)で北極圏での観測史上最高の気温38℃を記録しました。地球温暖化がこの要因の一部であると想定されています。
Q. 海面が1m上昇すると失われる日本の砂浜は全体の何%?
- ①30%
- ②60%
- ③90%
答えを見る
- 正解は ③90%
- 世界平均海面水位は2081~2100年には、1986~2005年の平均海面水位に対して、温室効果ガスの高排出シナリオの場合0.71m(0.51~0.92m)、2100年に0.84m(0.61~1.10m)になると予測されています。海面が1m上昇すると日本の砂浜の90%以上が失われ、東京では、江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区のほぼ全域が影響を受けるとされています。
(JCCCA,気象庁HPより)
Q. 2019年日本の1年間温室効果ガスの総排出量(CO2換算)の重さは
平均成人(約60kgと仮定)何人分?
- ①約1万人分
- ②約1000万人分
- ③約200億人分
答えを見る
- 正解は ③約200億人分
- 2019年の日本の排出量=12億1200万トン=1,212,000,000,000kg/60kg≒202億人。日本の人口が約1億3000万人ということを考えると、すごい重さだということがわかります。
(環境省HPより)
Q. 日本の太陽光発電の導入量(2020年)は世界第何位?
- ①3位
- ②8位
- ③22位
答えを見る
- 正解は ①3位
- 1位が中国、2位がアメリカで日本は第3位です。さらに年間導入量も第4位と着々と太陽光発電システムの導入が進んでいます。一方で、太陽光発電の普及によって電力の需給バランスの調整が崩れることが問題視されており、蓄電池の導入と制御でこの問題を解決しようとしています。
(IRENA(国際再生可能エネルギー機関)HPより)
Q. 石炭火力と比較したときの太陽光発電のライフサイクルCO2排出量(※)は?
※電力を作る際に排出されるCO2の量
- ①約1/5
- ②約1/15
- ③約1/25
答えを見る
- 正解は ③約1/25
- 1kWhあたりのライフサイクルCO2排出量は石炭火力は942g、太陽光は38gです。同じ1kWhでも、太陽光で発電した電気を使用した場合のCO2排出量は、石炭で発電した電気のたった25分の1になります。
(資源エネルギー庁HPより)
Q. オムロン製蓄電池のラインナップのうち、一番容量の大きいモデルの場合は、
iPhoneのフル充電を何回できる?
- ①約33回
- ②約777回
- ③約1111回
答えを見る
- 正解は ③約1111回
- オムロンの蓄電池のラインナップの中で一番大きな容量は16.4kWh。この蓄電池の場合、充電のなくなったiPhone※を1,000回以上フル充電することができます。
※iPhone13の場合
Q. 蓄電池(リチウムイオン電池)に使用されているリチウムは、
どの国で一番産出されている?
- ①オーストラリア
- ②中国
- ③チリ
答えを見る
- 正解は ①オーストラリア
- リチウムの生産量はオーストラリアが1位、でチリが2位。この二つの国で全体の7割を生産しています。さらに3位にアルゼンチン、4位に中国と続き、この4か国で全体の9割以上を生産しています。
(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料より)
Q. 蓄電池の値段が、比較的、高い理由は?
- ①高級感を出すため
- ②レアメタルを使用しているため
- ③受注生産のため
答えを見る
- 正解は ②レアメタルを使用しているため
- レアメタルとは言葉の通り、レアなメタル(希少金属)のことを言います。リチウムイオン電池には、リチウム、コバルト、ニッケルなどのレアメタルが使われており、希少なため原材料費が高く、蓄電池の値段も高くなっています。
Q. CO2削減に逆効果なのは?
- ①最新の家電に買い替える
- ②太陽光発電と蓄電池を導入する
- ③エアコンをこまめに切る
答えを見る
- 正解は ③エアコンをこまめに切る
- エアコンは設定温度に近づける時の電力が最も大きく、設定温度になった後、その温度を維持するための消費電力は小さくなります。こまめに消してつけてを繰り返すと温度変化が頻繁に起こるため、短時間の外出程度であれば消さない方が効果的です。
Q. 蓄電池の製造に必要なリチウムですが、
年間45万トンが鉱山や塩湖から算出されています。
海水にもリチウムが微量含まれていますが、その総量はどれぐらい?
- ①100トン
- ②45万トン
- ③2000億トン
答えを見る
- 正解は ③2000億トン
- 日本ではリチウム鉱石資源がなく、リチウム金属やその化合物は全て輸入に頼っています。鉱石資源の枯渇やその他調達リスクを回避するためにも海水に微量含まれるリチウムを効率よく取り出す技術の研究が進められています。