社員紹介STAFF

開発設計(ソフトウェア)

就職活動の際にOSS(オムロン)を選んだ理由を教えてください。

私が就活の軸としていたものは、「社会全体に貢献できる会社であること」「常に新しい事に挑戦し続けている会社であること」です。

オムロングループの社憲は「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」です。この社憲を聞いた時にまさに私の軸とマッチしており、この会社で働いてみたいと思いました。

また、オムロンは世界初の自動感応式信号制御機・無人駅システムの開発など数多くの世界初・日本初の機器を輩出している事を説明会で聞き、オムロンはまだ誰もが気づいていない社会ニーズに気づき挑戦し続ける事が出来る会社だと感じました。

その中でもオムロンソーシアルソリューションズは駅務機器や交通事業など私たちの生活の一部として当たり前のように溶け込んでいる機器を扱っております。安心・安全・快適な社会を目指す「社会システム事業」を扱っているこの会社であれば、より社会全体に貢献できるのではないかと考え入社を決めました。

現在担当しているのはどのような業務ですか。

私の担当業務はホテル向けのチェックイン端末(以下、スマーレ)のシステム開発です。

スマーレは毎年年に4回以上の改善を加え、お客様がより使いやすくより便利になるような機能追加を実施しています。私は、ご利用いただいている全てのお客様、ホテル業界の動向を把握し、UIも含め、より便利により使いやすくなるような改善・開発をしております。ホテルはビジネスや旅行など多くのお客様にご利用されます。今後はスマーレだけではなく、ホテル全体を視野に入れ、宿泊者様、スタッフ様誰もがより快適に過ごすことが出来る空間を実現します。

働くやりがいや楽しさを感じられるのはどんな時ですか。

一番のやりがいは、自分が開発した機械を多くの方に当たり前のように利用して頂いているのを見た時です。

私が2年目のとき、コロナ前でインバウンド需要が高まっているときでした。その時に海外の旅行客向けの券売機を新規で開発することになり、私はそのSEを担当することになりました。お客様と毎週話し合い、どのような画面設計をすれば世界各国の旅行客が使いやすいか、駅員様が使いやすいかを検討・開発しました。実際にその券売機が現地に納入された時に海外のお客様が迷いなく購入してくださっているのを見た時に頑張って開発してよかったと心から喜んだことを今でも覚えています。

現在の職場は駅とは違いホテル向けのシステムを開発しておりますが、ホテルも旅行客・ビジネス客様々なお客様がご利用されます。社会ニーズを考え、お客様が安心・安全・快適に過ごすためにはどのようなシステムがあればよいかを常に考え開発できることはとても楽しいです。

仕事で苦労した事、困難だった事はありますか。

私が入社3年目のときに、ベテランの方が他部署へ移動されました。私が所属していたチームは8名ほどいたチームでしたが3年目にも関わらず、そのチームの社員の中では2番目に社歴が長い事もありサブリーダをまかせて頂きました。

私自身券売機の事を全然知らずサブリーダとしてやっていけるかが不安でした。その年に開発する機能を全て把握しお客様への説明・委託先との開発スケジュール管理、開発コスト管理などやるべき仕事は多々ありました。またその上で開発においても課題が発生し他部署との連携が必要になり過去に開発した機能にも影響がでてしまうなど困難な状況がいくつも重なりました。

いくつものテーマの納期が重なってくる中、優先順位を適切に決め、各チームメンバの進捗管理をしながら1つ1つ確実に進めていく難しさを経験しました。最終的にはチームメンバの協力もあり全てのテーマを納期通りに完了させることが出来、不具合もなく納入することが出来ました。様々な事象を同時に把握・実施していくことは大変でしたが、複数テーマが同時に実施することは多々あるため、現在の業務にもつながる良い経験となりました。

今後仕事をしていく上で成し遂げたいと考えている事や目標はありますか。

個人的な話ですが、私の人生の目標は「Wikipedia」に載ることです。社会がまだ気づいていない社会課題を発見し、解決することで日本初・世界初のシステムを作り上げ社会に貢献することが私の目標です。その結果、「Wikipedia」に掲載されることを夢見ております。

社会課題はまだまだ多くあるものの、現在の私自身の仕事は先人が作って頂いたシステムに対して改修を行う事でより便利にしていくことにとどまっております。その為将来的には自分自身で新たな新規事業を先頭に立って開発していきたいと思っております。

そのためにも業務内外問わず普段から周りの環境に目を配り、社会課題を発見できる力を身に着ける事が大事だと考えております。

もちろん既存システムを拡充することでより安心・安全・快適なシステムにしていくことも重要です。そのため、まずは今自身が携わっているシステムの中でお客様が気づかれていない課題を見つけ開発していく力を養っていきます。また、一人で考えていても新しい事は生まれてこないと思っております。チームメンバ含め他部署、他グループ会社を含め議論をしていき、様々な視点から物事を考える事が出来る人間になります。