社員紹介STAFF

営業

就職活動の際にOSS(オムロン)を選んだ理由を教えてください。

私が、OSS(オムロン)を選んだ理由の中で決め手となったのは、事業説明会における、そこで働く「人」が魅力的だったためです。私は、実際に働く「人」を就職活動では、大事にしておりましたので、OB訪問や先輩社員との接点を重視しておりました。

OSS(オムロン)の事業説明会では、現在私が所属している部門の先輩社員4名が説明員として参加されておりました。そこでの先輩社員の説明や質疑応答時の対応に、事業・ビジネスにかける「熱意」や新卒採用にかける「想い」が、伝わってきました。熱意や想いだけでなく、最も学生に真摯に、「ありのままを説明していただいているな」と感じたので、「信頼できる方々なんだ」、「この方々と働きたい」と感じたことを覚えております。そして実際に入社し、その「人」たちと働く中で、当時自分の感覚を信じてよかったと日々実感しております。今もその先輩社員たちとともに、一員として「熱意」をもって働けております。

現在担当しているのはどのような業務ですか。

UPS(無停電電源装置)という製品の販売に携わっております。私は、ITのお客様を担当するチームに所属しており、事業部全体の約40%の売上規模の大手IT商社様の本部担当をしております。そのため、大きな責任感を持ちながら、お客様と毎日向き合っております。日々のお客様とのコミュニケーションの中で、お客様や市場の変化、競合の動きを意識して、常に「お客様にとっての価値」を考え、売上/利益の最大化を図るのが私の仕事です。

働くやりがいや楽しさを感じられるのはどんな時ですか。

私たちの製品・ソリューションが、お客様にとっての価値かを考え抜き、お客様の課題解決でき、かつ私を信頼してもらえた時です。

私の所属する部署の製品は、UPS(無停電電源装置)という製品を扱っており、UPSとは、停電などの電源トラブルが発生した際に、UPSに接続するPCやサーバーなどのIT機器(システム)に一定時間の電源供給と接続機器の自動停止(起動)をする機器です。システム技術が向上していく中、UPSは、意識されにくいため、そういうものだと受け入れられてしまっていて、お客様自身課題に気付きにくい製品です。

私が2年目の時、あるお客様が販売するシステムに、サーバー技術は高いシステムを使用するのに、UPSは、従来と変わらない状態で検討をされておりました。そこで、お客様とのコミュニケーションを重ね、お客様自身も認識していなかった課題(効率UP/コスト削減)をお互いに認識しました。
オムロン製品・ソリューションなら、その課題を解決できると確信し、採用に向け、念入りな準備・提案をした結果、採用いただき、お客様の課題解決ができ、感謝いただけたことに喜びを感じました。それだけでも喜びや楽しさを感じられましたが、数年後、お客様が転職された後でも、私自身を覚えていてくださり、信頼しているからと、転職先でも案件のお声掛けいただいたときは、営業として一番嬉しかった出来事です。

仕事で苦労した事、困難だった事はありますか。

苦労した事は、「相手に正しく伝える」・「相手と認識を合わせる」事です。

2年目の時、私の担当顧客で、製品トラブルが発生しました。
私は、「1人でやり切って、認めてもらおう。」と、上司へ事後報告しようと考えました。
初めてのトラブル対応に、正しい準備もできず、1人でお客様先に出向き、曖昧な表現や伝え方で対応してしまいました。さらに、議事録の合意もしないまま、口頭のみで済ませてしまっていました。その結果、お客様に意図しない伝わり方をしてしまい、「言った、言わない」の更なるトラブルとなってしまいました。上司に報告したのは、そのタイミングでした。結果、上司とバックヤードの支援で、終息はできましたが、上司のみならず、部署のメンバーにまで迷惑をかける事態に発展することになりました。

ここでの失敗のポイントは、以下3つです。

1. 自分の身勝手な考えで、相手(上司)に伝えることさえしなかった、報連相ができていなかったこと。(Bad Newsこそ、一番に報告)
2. 相手に曖昧な表現・伝え方をしたこと。
3. 話し合い後のメモ(議事)を共有し、認識の齟齬がないか確認しなかったこと。

この経験をしたことで、トラブル対応だけでなく、商談や社内でのコミュニケーションでも「相手に正しく伝える」「相手と認識を合わせる」事を正しく理解しました。簡単なことかもしれないですが、これを実践することで、仕事が格段にスムーズにできるようになります。

今後仕事をしていく上で成し遂げたいと考えている事や目標はありますか。

私がOSSで成し遂げたい事は、「安心・安全・快適な社会の創造」を電源という観点で、実現するため、営業としてはUPSの国内シェアの圧倒的No.1にしたいです。

現状、UPS(無停電電源装置)は、社会の中で、普段目にすることは少ないですが、レジや監視カメラシステム、ナースコールシステムなど様々な場面で、停電などの電源障害対策、事業継続のために、導入されており、オムロンUPSも多く使われており、「安心・安全・快適な社会」に貢献しておりますが、まだまだ圧倒的なシェアではないです。

一方、社会的には、「人手不足」や「労働力減少」などの社会的課題があり、電源という観点で、こういった社会的課題に対しても、解決の道を模索していかなければならないと考えております。今後、顕在化してくる社会的課題とともに、社会が変化していく中で、既存の領域だけでなく、新規領域への提案や新製品の投入を顧客ニーズと差別化を考え、事業成長させていく必要があります。そのためには、営業として、その投資・事業継続をするための売上と利益を継続的に成長させなければならないので、営業としては、国内シェアの圧倒的なNo.1を目指し、事業成長するとともに、OSSの一員として、その目標実現を通して、社会課題の解決と「安心・安全・快適な社会の創造」に貢献したいと考えております。