社員紹介STAFF

営業

就職活動の際にOSS(オムロン)を選んだ理由を教えてください。

私がオムロンに入社を決めた理由は、2点あります。

一つ目に、OSSは「世の中にある当たり前を自らが生み出すことのできる会社」であると感じたためです。
私は学生時代「世の中に驚きと感動を与えるものを生み出すこと」が出来る仕事がしたいと考えておりました。その際、説明会やオムロンの社員にお話を伺うと、誰もが「より良い社会をつくるため、日々さまざまなソリューションを考えている」と話されており、その言葉に強くワクワクし、自分もOSSで世の中を変える仕事を成し遂げることを決めました。

二つ目に、オムロンの「絶えざるチャレンジ」という企業理念に惹かれたことです。
幼少期からテニスを続けてきた私にとって、逆境に負けず、努力を重ねて目標を達成することに、喜びを感じる性格でありました。そのなかでOSSは、お客様・利用者の快適で安心な暮らしを提供することに追求し続けており、このような課題を突き詰める姿勢が自分に合っていると感じました。実際にOSSは挑戦する者に対し、非常に手厚いサポートがあり、いつでも上司が相談に乗ってくれる環境があります。そのなかで、日々チャレンジングな課題に対し楽しみながら取り組んでおります。

現在担当しているのはどのような業務ですか。

新規事業部にて、ホテル事業者様に対しホテルスタッフ様がより快適に働ける環境を提供するべく、さまざまなソリューション提案を行っております。

2020年のオリンピックを控え、外国人観光客の増加に伴い、ホテルの建設ラッシュが続いているなかで、ホテル業界は人手不足が課題となっております。この課題解決に向け、宿泊者がセルフでチェックイン・チェックアウトが出来る端末の開発を行い、さまざまなホテル事業者様へ提案・納入をしております。

現在はまだこうした端末を見たことのない人もおられると思いますが、5年後にはホテルでのセルフチェックインが世の中の当たり前になれるよう、日々営業活動を行っております。

働くやりがいや楽しさを感じられるのはどんな時ですか。

OSSの営業として働くやりがいは、「お客様と一緒になってモノづくりを行うこと」にあります。
OSSではお客様と一緒に課題を導き出し、解決策を考える「ソリューション営業」を行っております。例えば、ホテル事業者様は人手不足の課題に対し、“省人化”が求められています。そこで、私が提案しているセルフチェックイン機は、人の代わりに機械がチェックイン業務を担うことで省人化は行える反面、ホテルとしてのおもてなしが不足しないかホテル事業者様は不安を感じられるものです。

そのとき、私たちはただ製品の良さを伝えることで購入を決定いただくのではなく、実際にホテル現場へ向かい、フロントスタッフの業務内容を調査し、機械に何を任せ、代わりにスタッフ様が何をすべきかをお客様と徹底的に議論を行います。

こうして端末納入後の運用イメージをリアルに描いていただくことで、安心して購入を決断して頂いております。このようにお客様と密なコミュニケーションをとり、お客様それぞれの課題意識や、実現イメージを共有しながら課題解決方法を考えることが、OSSの「ソリューション営業」であり、営業の醍醐味を感じられる瞬間であります。
また納入後にスタッフ様の業務軽減ができ、「ありがとう!」の一言がもらえることや、宿泊者がOSSの製品に興味をもって利用してもらえることにワクワクします。

こうした経験は、世の中の当たり前になるものを生み出している実感がわきますし、OSSだからこそ出来る仕事であると感じております。

仕事で苦労した事、困難だった事はありますか。

私が仕事で困難を感じたことは、新規事業の開拓のため、自らの営業スタイルを見直したことです。
新規事業部に配属されるまでは、私は鉄道事業者様を担当しておりました。50年前から駅務機器の開発を行っているOSSは、営業・開発どちらにもノウハウがあり、お客様もOSSを信頼して色々な相談を頂けておりました。

ところがホテル事業者様は、OSSがホテル事業に参入したこと自体を知りませんし、実績のない私たちに相談することもないという環境からのスタートでありました。そのため、いち早くホテル業界について理解し、信頼を獲得する必要がありました。

そこで、まずはホテル業界雑誌を読み漁り、ホテルのHPに記載された電話番号に直接お電話して、お話を伺いに行き、ホテル事業者様が抱える悩み・課題を学ぶことを愚直に続けてまいりました。こうした積み重ねにより、OSSのホテル事業に対する想いや熱意をご理解いただくことで、少しずつお客様からご注文をいただけるようになりました。

新たな業界への挑戦は、直面する課題も多く、非常に根気のいる営業活動を求められます。
しかし、何ごとにもあきらめずお客様の期待に応え続けることで案件を獲得した経験は、非常にやりがいを感じ、自身の成長を強く感じる経験となりました。

今後仕事をしていく上で成し遂げたいと考えている事や目標はありますか。

私は就活時代「世の中に驚きと感動を与えるものを生み出す」ということを目標に仕事がしたいと考えておりました。今もその気持ちは変わりませんし、OSSで働くなかで沢山の経験ができていると感じます。

現在はホテル業界に対し、事業を拡大するための営業知識、営業手法を学ぶとともに、よりよいモノづくりを行うための、社内体制の改善や品質向上策の検討を含め、社内全体がスピード感をもって新規事業に取り組むことができる仕組みを考えています。

現在は道半ばではありますが、ここで学んだ経験を次なる新事業にも展開できるようになりたいと思っております。時代ごとに世の中が抱える課題は変化し続けるなかで、いかに世の中の変化や課題に素早く気づき、最適なソリューションを生み出せるかが重要だと私は考えます。そのため、常にアンテナを高く張り情報収集を行うとともに、会社全体を巻き込んで解決策を考えられる組織をつくりだせるようなマネジメントを行える人材を目指しております。