「世の中の人々が、安心・安全な生活を当たり前に送れる社会」を自分の仕事で支えたいという想いがあったからです。
きっかけは学生時代に参加した東日本大震災の復興支援ボランティアでした。被災者の方々から、停電により家族と連絡がつかない、電気がないことで不安な日々を過ごした話を聴き、当時の私は何も出来ずただ黙って頷く事しか出来ませんでした。
就職活動の時期になり、私は仕事で何を成し遂げたいのだろう?と考えていた時、ふとこの経験を思い出し、何も出来なかったという想いが就職活動を行う際の軸となりました。日本には自然災害以外にも、少子高齢化・地方の過疎化など様々な社会問題がありますが、それらの社会問題に対して「安心・安全な生活を当たり前に送れる社会」を企業の責務として提供し続けている会社がオムロンでした。面接が進むにつれ、オムロンは「企業は社会の公器である」といった創業者の考えのもと、世の中の「安心・安全」を支える製品を沢山提供している実績がある会社だと知りました。やがて私は自分の想いを具現化出来る会社はここしかない!と確信し、入社を決意しました。