社員紹介STAFF

営業

就職活動の際にOSS(オムロン)を選んだ理由を教えてください。

私がOSSを選んだ一番の理由は、OSSの「技術力・将来性」と「ソリューション営業」という仕事内容に特に魅力を感じたからです。私は、オムロンの会社説明会に行った際に初めてOSSが50年前に世界初の自動改札機システムを開発したことを知りました。説明会で聞いた世界初を生み出し世の中を変えたチャレンジ精神、そして、そこから今でもシェアNO.1を維持していることに、OSSの歴史と技術力の高さを感じました。

また、駅務や交通に限らず、オムロンの「センシング&コントロール」技術を用い、画像技術等の新たな領域にも挑戦していることを知り、今後ロボットやAIの技術が進歩していく中、非常に先見性・将来性を持っているOSSに可能性を感じ、わくわくした事を今でも覚えています。

また、私は文系であるものの、学生時代から創作活動に関心があったこともあり、日本の強みである「ものづくり」の力で社会をより便利にしたいという思いがありました。そのため、単に決められた商品に対してノルマを元に販売するよりは、OSSのチームワークを発揮し、お客様の課題を解決し、自分の思いで製品やシステムを創造していく「ソリューション営業」の業務内容に非常に魅力を感じました。

上記の要素は、オムロンの企業理念である“企業は社会の公器である”という徹底して社会のために働くという考えに基づくものであり、このような理念・環境から私はOSSを一番に選びました。

現在担当しているのはどのような業務ですか。

鉄道の駅の券売機や改札機を含めた駅業務に関わる機器・システムを販売・提案する仕事をしています。

鉄道事業者様の課題に対して、解決策を提案し、受注~納入まで、常に鉄道事業者様の立場に立ってプロジェクトを進めていく事が主な仕事です。

具体的にビジネスの3要素と呼ばれる「ヒト・モノ・カネ」を動かすのが営業の仕事であり、そのために“顧客や社会の課題・ニーズを汲み取ること”、“信頼を培うこと”を常に意識して仕事をしています。

働くやりがいや楽しさを感じられるのはどんな時ですか。

やりがいや楽しさを感じるのは何と言っても自分の関わった機器やシステムが無事納入された時です。受注~納入まで数か月、数年がかりで携わった製品・システムが実際に鉄道事業者様で使われているのを見ると、非常に社会に貢献しているという実感を持つことが出来ます。

特に、私が携わっている鉄道は社会インフラの一つであることから、通勤時や休みの日に自分自身が利用するため、日々社会の役に立っているというやりがいを感じることが出来ます。また、広く一般の方にも利用されているものなので、友人や、家族にも何の仕事をしているかを説明がしやすく、例えば、「この切符は自分が仕事で関わった」などと自慢できる部分が、喜びにつながっています。

現地で納入した機器が動き出すまでは、正直大変なことの方がはるかに多いですが、周りの色々な人の協力の元でプロジェクトを進め、それをやり切った時の達成感と鉄道事業者からいただく感謝の言葉は、非常に大きな働くモチベーションになっています。

仕事で苦労した事、困難だった事はありますか。

入社して間もなく、とある鉄道事業者様から、「新しい端末を導入し、顧客満足の向上に繋げたい」との要望を頂き、筐体コンセプトから納入まで一貫して業務に関わりました。短納期の中、様々なパターンを提案し、スピード感を持って仕様を決めていく必要がありましたが、ある日「急ぎで○○なデザインに修正して欲しい」との依頼が入りました。デザイン担当に依頼する時間が無かったため、急遽私がイメージ修正・提案を検討することで、鉄道事業者様の要求するイメージを実現することが出来ました。その後も各部署と調整した結果、製品が完成し、現場に無事納入した際の、構想段階から自分が関わった製品が、世の中に形となって現れた経験は、困難を大幅に上回る喜びがありました。

ただし、上記の様な新規の案件だけではなく、OSSが社会インフラを支える事業、つまり、安定に稼働して当たり前の製品・システムを扱っているという性質上、日々品質を保つのも大切な業務です。そのため、駅務システムを安定稼働させるために、常に品質を意識する必要があり、そうした日々の積み重ねと苦労があるからこそ、仕事のやりがいや自身の成長にも繋がっていると思っています。

今後仕事をしていく上で成し遂げたいと考えている事や目標はありますか。

私が仕事をする上で成し遂げたい事・目標は、「社会を活性化させ、未来の子供たちがより良く暮らせる社会を創る」ことです。大きな目標を掲げていますが、就職活動の時から私は、何故働くのかという問いに対し、社会人として、今まで育てられたその社会に恩返し、つまり今後の子供たちのために暮らせる社会を創ることが、働く意味だと考え、上記の目標を定めました。

一方、現在の社会は「少子化」や「環境問題」等の社会課題のネガティブな側面が強く、未来に希望が持てない雰囲気があると感じています。そのような今だからこそ、OSSがその社名でもある”社会の課題を解決すること”、そして“社会が驚き、感動するソリューション”を提供し、50年前にオムロンが開発した改札機の様な画期的な製品で、未来がワクワクする様な世の中に変えることがOSS社員である私の使命でもあると思っています。

また、上記目標を達成するために今後のキャリアプランとしては、30歳までに「新しいビジネスを創る」、35歳までに「世界規模の仕事をする」、40歳までに「世の中を変える事業を起す」を成し遂げたいと考えており、各目標に対しての環境と上司や先輩、そしてお客様との信頼関係が揃っているOSSでの仕事を通じて、誰よりも率先して今後の未来の社会づくりに貢献していきたいと考えています。