環境

省電力化と付属品削減の取り組み
~無停電電源装置(UPS)~

オムロン ソーシアルソリューションズ(株)(以下、OSS)は、災害による停電など有事の際でも、ネットワークのデータが守られる社会や、病院や駅、商業施設など様々な場所での停電によるデータ損失リスクを回避することで、生活やサービスを止めない、新たな電源・データ保護のしくみをつくっています。

環境に配慮したUPSの開発

  • UPSは、いつ発生するかわからない停電に備え、常に電力を供給し続けています。また、UPSと一緒に同梱する付属品を作る際にも多くの電力が使用されます。
    私たちは自社製品によるGHG排出量の削減のため、以下二つの検討に焦点を絞り、環境に配慮したUPSの開発を開始しました。

    • 内部電気回路の損失改善による消費電力削減
    • 付属品の厳選による原材料削減

    ※GHG(温室効果ガス):大気中に含まれる二酸化炭素やメタンなどのガスの総称で、火力発電で化石燃料を燃やす際に出るCO2が主です。温室効果ガスは熱を吸収する性質をもち、気温を上昇させるため、地球温暖化の原因となります。

OSSの取り組み

  • 製品の消費電力を削減環境に配慮した新しい設計手法の導入

    • 従来製品の発熱量を測定し、電力消費が大きい部品を特定
      消費電力10%削減を実現
      ※当社従来比
  • 原材料削減のため付属品を厳選付属品の在り方を一新

    • UPS全機種における付属品をすべて洗い出し、
      お客様のニーズを考慮し、付属品の削減を実現
  • UPS本体

    消費電力を10%削減

  • 付属品

    お客様のニーズを考慮し、厳選

私たちの思い

  • 地球温暖化や資源の枯渇などの社会課題に対して、新しい価値観で挑戦し続けた結果、お客様のニーズに沿った環境配慮製品を完成させることができました。

    これからも、次世代に引き継ぐ環境を守るために、使命感と責任意識を持って、環境に優しいモノづくりに取り組んでいきます。

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