仮想化環境専用自動シャットダウンソフトVirtuAttendant アップグレードのお知らせ
2023年7月19日
仮想化環境専用自動シャットダウンソフトVirtuAttendantについて、下記の通り仕様変更および機能改善を目的としたアップグレードを実施いたしました。
1. アップグレード情報
エージェント |
改善点 |
VirtuAttendant Ver.2.5.0
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- 【機能追加】
- (1)
- 1G対応ネットワークカードSC22対応
2023年9月11日発売の「1G対応ネットワークカード SC22」に対応しました。
- 【機能改善】
- (1)
- システム > 「システム管理」タブの「アップデート」機能
本製品のアップデートを一度の操作で最新バージョンへアップデートできる機能に改善しました。
なお、本製品のVer.1.1.1以降をご利用の場合に限ります。Ver.1.1.0をご利用の場合は、Ver.1.1.1へアップデート後にご利用ください。
- (2)
- 設定ウィザード
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①STEP1. ネットワークカード設定
・型式選択、IPアドレス入力のドロップダウンリスト表示を削除し、IPアドレスを手入力に変更しました。
・コミュニティの初期値に「public」を設定しました。
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②STEP2. UPS設定
・「NWカード側設定」項目を非表示とし、内部的にシャットダウン動作の設定を「警告」の固定に変更しました。
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③STEP3. 管理ソフト設定
・PrismのユーザIDをadmin以外でも設定できるように改善します。ただし、admin以外を設定した場合、優先度設定で行う「AsyncDRサスペンド」および「AsyncDRリスタート」の機能は使用できません。
・vCenter ServerのIPアドレス/ホスト名にFQDNを設定した際、ESXiのユーザID、パスワードが空欄になる事象を改善しました。
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④STEP4. 停止優先度設定/STEP5. 起動優先度設定
・画面上のガントチャート表示と結果ダウンロード出力ファイルのガントチャートの不整合、経過時間と開始/終了時刻のずれ、ページエラーなどが発生する事象を改善しました。
・PCVM(Prism Central VM)をグループ内に登録している場合、停止優先度設定画面の「PC cluster stopの追加」、起動優先度設定画面の「PC cluster startの追加」が表示されない事象を改善しました。
・起動優先度設定でPC cluster startボタンの追加、削除を行うとシステム例外が発生する事象を改善しました。
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⑤STEP6. 確認
・自動起動する仮想マシンの選択方法、仮想マシンの起動順序に関する説明文を変更しました。
・UPS設定画面の設定値(UPS異常、バッテリ異常時のシャットダウン動作)の表示を追加しました。
・設定ウィザード後にネットワークカードに自動で書き込むスクリプトについて、vCevter Serverの仮想マシン名を正しく取得できない事象を改善しました。
- (3)
- 優先度設定
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画面上のガントチャート表示と結果ダウンロード出力ファイルのガントチャートの不整合、経過時間と開始/終了時刻のずれ、ページエラーなどが発生する事象を改善しました。
- (4)
- ログ
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①本製品の起動時に管理対象の仮想マシンが全て起動している場合、起動処理を実行しない旨のログを追加しました。
②ノードリフレッシュ(仮想マシンの最新情報などを取得する処理)でエラーが発生した場合のログを追加しました。
③NGT経由でシャットダウンを行った場合のログを追加しました。
- (5)
- その他
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①画面上のボタンを複数回、連続して押下すると不適切な動作が発生する事象を改善しました(本製品が処理中の場合に処理中である旨を表示し、かつ画面操作をできないようにしました)。
②モーダルウィンドウの外側をマウスクリックした時にモーダルが削除される事象を改善しました。
③オープンソースソフトウェアの更新を行しました。
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- ・Apache 2.4.56
- ・Apache Tomcat 9.0.70
- ・sudo 1.9.13
- ・openssl 1.1.1t_2,1
- ・curl 7.87.0
- ・net-snmp 5.9.1_2,1
- ・open-vm-tools 12.1.5_1,2
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※ 本製品のVer.2.4.0以降を利用いただく場合、ネットワークカード「型式:SC21」のバージョンもVer.1.30以降をご使用ください。
※ VirtuAttendantをご利用でない方はアップグレード不要です。
2. 提供開始日:2023年7月19日
【VirtuAttendant アップデートツールのダウンロードはこちらから】
以上
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