仮想化環境専用自動シャットダウンソフトVirtuAttendant アップグレードのお知らせ
2023年3月27日
仮想化環境専用自動シャットダウンソフトVirtuAttendant Nutanix AHV版について、下記の通り機能改善を目的としたアップグレードを実施いたしました。Nutanix AHV版をご利用中のお客様は、下記内容ご確認の上、Ver.2.4.1へのアップグレードをお願いいたします。
1. アップグレード情報
エージェント |
改善点 |
VirtuAttendant (Nutanix AHV版のみ) Ver.2.4.1
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- 【機能改善】
- (1)
- 停止優先度設定
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- ・Nutanix Guest Tools(以下、NGT)※1が有効になっている仮想マシンの
一部でシャットダウンできずに強制終了となる事象の改善
- ・Communication Link Active※2に表示している内容の改善
- ・NGT経由のシャットダウン欄に表示しているチェックボックスについて、
NGTが無効の場合に非表示にする改善
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- ※1
- Nutanix Guest Tools:AOSにバンドルされているソフトウェアパッケージのことです。
- ※2
- Communication Link Active:Prismと仮想マシン内のNGTの通信状態を表示します。
(trueの場合は、NGT経由でのシャットダウンを行える状態です。)
- ※
- 今回のアップグレードはVirtuAttendant Nutanix AHV版のみがアップグレードの対象です。VirtuAttendant Nutanix ESXi版とVirtuAttendant VMware ESXi版は今回のアップグレードは不要です。
- ■アップグレードしない場合の影響度について
- ▼事象
- ・Nutanix Guest Toolsが有効になっている仮想マシンの一部でシャットダウンできずに仮想マシンを強制終了(パワーオフ)します。
- ▼原因
- ・NGTが機能していない状態の仮想マシンに対して、VirtuAttendantがNGT経由のシャットダウンを実行しているため、シャットダウンができず、VirtuAttendantの画面上で設定しているタイムアウト時間を経過し、強制終了(パワーオフ)を実行しているため。
- ▼対象
- 対象となる条件は(1) かつ (2)です。
- (1) NGTを有効にしていて、NGTとPrismが疎通できていない仮想マシン
例えば、
・仮想マシンにIPアドレスを設定していない
・仮想マシンのファイアフォール設定などで、Prismとやり取りするためのポートが空いていない …など
- (2) VirtuAttendantの画面でNGT経由のシャットダウンにチェックを付けている。
- ▼対象の確認方法
- ・CVMにSSHでログインし、以下コマンドを実行する
$ ncli ngt list ※仮想マシン特定せず出力
$ ncli ngt list vm-names=”仮想マシン名” ※仮想マシンを特定して出力
出力結果のCommunication Link Active の値が true となっていれば問題なくシャットダウンできます。
出力結果のCommunication Link Active の値が false となっている場合はパワーオフとなってしまう対象です。
- ▼アップグレード以外の回避方法
- 対象の仮想マシンをシャットダウンする直前で、NGT経由のシャットダウンとACPIシャットダウンのスクリプトを追加する。
2. 提供開始日:2023年3月27日
【VirtuAttendant アップデートツールのダウンロードはこちらから】
以上
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