仮想化環境専用自動シャットダウンソフトVirtuAttendant アップグレードのお知らせ
2020年10月9日
無停電電源装置(UPS)用の仮想化環境専用自動シャットダウンソフトVirtuAttendantのアップグレードを下記の通り実施いたします。
1. アップグレード情報
エージェント |
変更内容 |
VirtuAttendant Ver2.0.0
|
- (1) バージョン情報
- Ver1.1.1 => Ver2.0.0
- (2) 対応範囲の拡充
- ・Nutanix AOS 5.15/VMware vSphere 7.0への対応
・新たにHPE SimpliVityへの対応を追加(バージョン:OmniStack 4.0.1)
・UPSの冗長構成(1+1、N+1)以外に、複数UPS構成(1+N)にも対応
- (3) ユーザビリティの向上
-
・仮想マシンを停止および起動する対象から除外することが可能
・ネットワークカードSC21と連携する設定内容をVirtuAttendantの画面から設定可能*1
・vCenter ServerやVirtuAttendantを起動するスクリプトの追加を選択可能
・ネットワークカードSC21の死活監視機能を使用せずに、VirtuAttendantと ネットワークカードSC21の連携が可能
・ノード一覧の表示、検索性の向上(種類ごとのタブ表示、およびフィルタ機能を搭載)
・優先度設定での仮想マシンの順序変更に関する操作性向上(ドラッグ&ドロップによる順序変更が可能)
・vCenter Serverのシャットダウン順序変更が可能。
・停止テスト/起動テストを実行した後に、テストを中止することが可能
・停止テスト/起動テストのテスト結果をExcel出力可能*1
・VirtuAttendant起動時に仮想マシンを起動しない設定が可能 など
- (4) オープンソースソフトウェアの更新
- Apache 2.4.46
Apache Tomcat 9.0.37
sudo 1.9.2
expect 5.45.4_2,1
curl 7.71.0
open-vm-tools 11.1.2
- (5) 以下の事象の改善
- ・VirtuAttendantのスクリプトからWindows Server 2019にSSHで接続できない事象を改善。
・冗長構成において、シャットダウン開始時間が遅延する場合がある事象を改善。
・システム画面よりネットワーク設定を変更し、保存後に VirtuAttendant画面を開けない場合がある事象を改善
|
※1 VirtuAttendantをご利用でない方はアップグレード不要です。
※2 VirtuAttendantのVer.2.0.0を使用する場合、ネットワークカードSC21ファームウェアはVer.1.20を使用していただく必要があります。Ver.1.20以前のファームウェアを使用中のお客様は、アップグレードを行ってください。
*1 画面イメージを3項に示しています。
2. 提供開始日:2020年10月20日
3. 画面イメージ
ネットワークカードSC21と連携する設定内容をVirtuAttendantの画面から設定可能
停止テスト/起動テストのテスト結果をExcel出力可能
以上
▲上へ戻る