出力コンセント毎に消費電力量（CO2排出量）をモニタリングできる機能を搭載した「リモート電源制御装置マルチコントロールコンセントRC3008」を2010年3月17日から発売

2010年2月16日

出力コンセント毎に消費電力量（CO2排出量）をモニタリングできる機能を搭載したリモート電源制御装置です。

名称	型式	メーカー希望小売価格	JANコード
リモート電源制御装置 マルチコントロールコンセント	RC3008	￥225,000（税抜価格）	4536854994913

 

主な機能と特長

■出力コンセント毎に消費電力量（CO2排出量）を高精度で測定可能

システム全体ではなく出力コンセントに接続した機器毎に、専用のセンサとICで高精度な消費電力量（CO2排出量）測定が可能。測定結果はSNMPで取得、標準添付のWindows対応測定データ取得用ソフトを使用することで、積算値の管理やグラフによる確認が可能です。

■8個の出力コンセントを個別にリモート制御

2系統で各4個ずつ計8個の出力コンセントを、ブラウザまたはtelnetで個別にリモート制御。系統毎に15A（合計1,500W）、2系統合わせて30A（合計3,000W）まで制御できます。

■スクリプトによる自動シャットダウン

接続した機器をシャットダウンするためのスクリプトを登録しておくと、該当する出力コンセントをOFFにすることでスクリプトを実行し自動シャットダウンができます。シャットダウンソフトをインストールできないアプライアンスサーバや無停電電源装置（UPS）を使用しない構成でも、簡単にシャットダウンできます。しかも、各監視機能やスケジュールによる出力コンセントOFF命令と連携することも可能です。また、UPSとRS-232Cケーブルで接続すれば、UPSの停電発生信号をトリガとしてスクリプトを実行することもできます。

■分単位で設定可能な年間スケジュール運転

年間カレンダー機能により、1年分の運転スケジュールを分単位で設定可能。設定したスケジュールに従って出力コンセントが個別にOFF/ONされます。

■ping監視/温度監視/出力電流監視による出力コンセントの自動制御

通信機器をping監視することによりフリーズした機器を自動リブート。サーバラック内を温度監視して必要な時だけファンを運転し、出力コンセントの電流値が設定値を超えた場合に出力コンセントを自動的にOFF、などさまざまなケースに対応した自動制御が可能です。

※温度制御には別売の温度センサ（型式：RCTS）が必要です。

温度センサを取り付けた状態

■ツイストロック式コンセント搭載

意図しない電源プラグ抜けを防ぎます。

■19インチEIAラック用取付金具を標準添付

標準添付のラック用取付金具を使用すれば、19インチEIAラックに簡単に設置可能です。ラックマウントしない場合は添付のゴム足を取り付けて使用できます。

 

使用例

• サーバ/NAS/通信機器等と一緒にRC3008をラックマウント、RC3008の出力コンセントにサーバ等を接続。
• RC3008の入力電源はUPSに接続、UPSから停電発生の信号を受けたらスクリプトによりサーバ等をシャットダウン。
• 通信機器の死活監視など各種監視機能を実行。稼動状況は遠隔のPCから監視。必要があればリモート制御実行。

「デモ機貸し出しサービス」を利用して、ご購入前にお客様の環境で実際に使用して、評価いただくことが可能です。
※お申込みはこちら

 

主な仕様

以上

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