ロボティクス
ソリューション

ロボティクスで支える、生産ラインの最適化と安定稼働 工程間の自動化、複数工程作業を柔軟に支援

製造現場の課題

ロボットを活用し、生産性や品質を高めたいが…

導入の壁

ISSUE 01

ロボット適用の前提条件が整っていない

  • ・作業差が大きく、標準化が難しい
  • ・どこまで自動化すべきか判断できない
  • ・工程全体の最適化が見えない
ADOPTION HURDLES

運用の壁

ISSUE 02

ロボット導入後、安定運用できていない

  • ・調整・改善に割けるリソースが不足
  • ・生産変動や品種変更への対応が難しい
  • ・ロボットの活用が部分的にとどまる
OPERATIONAL CHALLENGES

改善・拡張の壁

ISSUE 03

部分最適で止まり、工程全体の生産性向上につながらない

  • ・段階的な自動化計画が描けない
  • ・属人化により、改善サイクルが回らない
  • ・他ライン・他工程への展開が進まない
SCALING HURDLES

オムロンフィールドエンジニアリングのロボティクス活用支援

ロボット活用を、導入から運用・改善までワンストップで支援

設計

  • ・現場条件・作業差の整理
  • ・自動化の可否・範囲・リスクの見極め
  • ・工程全体を踏まえた自動化方針の策定

設置・設定

  • ・ロボット・周辺設備の選定
  • ・動作設計・安全設計
  • ・現場での立ち上げ調整

運用・保守

  • ・稼働安定化のための調整
  • ・不具合の早期解消
  • ・現場変動への対応

改善・拡張

  • ・工程全体のボトルネック改善
  • ・既存ロボットの適用拡大
  • ・新規ラインへの転用・横展開

活用シーン

CASE 01

搬送効率化

建屋・工程間の搬送を自動化し作業のムダを削減

課題
長距離の台車搬送が人依存で、待期時間や安全リスク、レイアウト変更対応が負担。
解決策
モバイルロボットで呼出〜搬送を自動化。エレベータ連動と走行状態表示で安全・効率運用。

CASE 02

滞留削減

倉庫管理システムとの連携で最短ルートのピッキング搬送を自動化

課題
ピッキングの移動・探索・仮置きが多く、倉庫内の滞留とムダが発生。
解決策
倉庫管理システムの指示から最短経路を自動探索し搬送。移動距離と停滞を削減し、供給を安定化。

CASE 03

品質向上

クリーンルームのカセット搬送を自動化し品質と効率を向上

課題
人手搬送は作業負荷と異物リスクが課題。頻繁なレイアウト変更にも弱い。
解決策
カート棚・ストッカー連動で自動搬送。非接触充電にも対応し、異物発生を抑制。

CASE 04

稼働率向上

昇降・受渡し設備と連動しライン投入を自動化

課題
エレベータやリフター、受渡しコンベアとの移載が人手依存でボトルネックに。
解決策
リフター・コンベア・エレベータを連携し、受渡し〜移載を自動化。稼働率と段取りを最適化。

CASE 05

柔軟生産

協働ロボットで柔軟な生産ラインを構築

課題
従来は人機分離が前提で、変化対応が遅くライン効率が低下。
解決策
人と同じスペースで動く協働ロボットを導入し、レイアウト変更や多品種に柔軟対応。

CASE 06

品質安定

精密作業の自動化で品質の安定化

課題
多品種・少量の細かな作業が人依存で、ミスや品質ばらつきが発生。
解決策
精密作業をロボット化し、品質安定・負担軽減・技能依存リスクを低減。

CASE 07

負荷軽減

単純・反復作業の自動化で現場負荷を軽減

課題
繰り返しや高負荷作業が人材への負担・離職リスクにつながる。
解決策
搬送・仕分けなどをロボット化し、負荷低減と安定稼働を実現。

CASE 08

重作業安全

重量物ハンドリングの自動化で安全性を向上

課題
重量物の積み下ろし・運搬が身体負担と事故リスクを増大。
解決策
大型ワークをロボットで搬送・移載し、フォークリフト依存を解消して省人化。

特徴

現場の実態を起点に、設計・制御・運用までを一貫して支援し、成果が出続けるロボティクス活用を実現します。

工程全体を見通した「現場起点」のロボット活用設計

工程ごとの役割や作業のばらつき、設備・人の動き、工程間の流れを丁寧に可視化した上で、ロボットを適用すべき領域と自動化のレベルを適切に設計します。
自動化の難所となりやすい「作業差」「段取り」「工程間の滞り」を要素ごとに分解し、ライン全体として無理なく成立する形に落とし込むことで、部分最適に陥らないロボット活用を実現します。
さらに、生産変動や将来的な工程変更も見据え、後から無理なく拡張できる柔軟な構造を設計します。

上位システム連携と運行管理システムの最適制御

ERPやMESなどの上位システムと連携し、生産・販売計画や在庫情報といった経営資源に基づいたロボットの最適な運行管理をリアルタイムに実現します。
運行管理システムの導入により、リアルタイムでの搬送指示や異常検知が可能となり、状況に応じた効率的かつ安定した運行を可能にします。
また、エレベータとの連動により複数フロア間をスムーズに移動でき、製造現場全体の生産性向上と安全性の確保に貢献します。

導入後の安定稼働と継続的な改善まで伴走

ロボットは導入して終わりではなく、生産量・品種・人員構成の変化に応じて継続的な調整が必要となります。
私たちは、立ち上げ後の運用チューニングや改善提案、将来を見据えた拡張プランニングを通じて、「現場で成果が出続ける状態」を維持するための継続的な支援を行います。
導入後の改善に十分な手が回らないといった現場特有の課題に寄り添いながら、段階的な自動化レベルの引き上げまで一貫してご支援します。

導入実績

CASE STUDY 01

01マルチポーター導入:重い運搬作業からの解放

お困りごと

  • 倉庫内の運搬やピッキングに時間がかかり、作業が追いつかない。
  • ロボットとカートの付け外しを手作業で行う必要があり、肩・腰に負担がかかる。
  • 狭いスペースでも複数アイテムを効率よく運びたいが、人手では限界がある。

対策

  • マルチポーターの導入により、カートの自動脱着を実現し、“力作業なし” で荷物をスムーズに運搬できるようにした。
  • カートをセンサーが自動認識し、作業の流れをスムーズにした。

効果/ RESULTS

  • 重労働から解放され、スタッフから「身体がラクになった」と声があがった。
  • 運搬時間が短縮され、他の重要作業に集中できるようになった。
  • 業務効率が改善し、コスト削減にもつながった。

CASE STUDY 02

02運搬ロボット導入:医療スタッフの“時間のゆとり”を創出

お困りごと

  • 検体運搬に人が取られ、診療や看護の手が足りなくなる。
  • 院内は患者や車いす、スタッフで混雑し、動線確保が難しい。
  • 物品の出し入れがしづらく、作業ミスや時間ロスが発生していた。

対策

  • 自動配送ロボットが自律走行で検体を確実に運搬できるようにした。
  • 独自センサーで人や車いすを自動回避し、安全に走行できるようにした。
  • 積載エリアが上下2段で、誰でも取り出しやすい高さに設計した。

効果/ RESULTS

  • スタッフの移動が減り、患者対応や主業務に集中できるようになった。
  • 検体処理がスムーズになり、患者様の待ち時間も短縮した。
  • 医療サービスの質が高まり、患者様の満足度向上へつながった。

CASE STUDY 03

03統合制御(i-ris):バラバラなロボット管理を“ひとつに”

お困りごと

  • 複数階を移動する際、ロボットと一緒にスタッフがエレベーターへ同行する必要があり、時間を取られる。
  • ライン変更のたびに設定変更が必要で、改善スピードが落ちる。
  • 稼働データが分散しており、トラブルの原因が追えない。

対策

  • フロアまたぎの移動を完全自動化し、スタッフの付き添い作業をゼロにした。
  • ルートや動作の変更が簡単にでき、現場の調整をラクにした。
  • リアルタイムで稼働や異常を確認できるため、トラブル対応も即座にできるようにした。

効果/ RESULTS

  • 現場から「移動に付き添う必要がなくなり、本来の業務に集中できる」と好評だった。
  • トラブル対応時間が短縮され、稼働率がアップした。
  • データが統合されたことで改善提案もしやすくなり、生産性と品質が安定した。

よくあるご質問

Q.ERP/MES/生産管理システム等の上位システムや工場設備とロボットはどのように連携できますか?
A.運行管理ソフト(i-ris)により、上位システムと、ロボット・工場設備を連携します。
i-risでは、ロボットの状態を表示するとともに、「コンベアによるワークの受渡」、「扉連動」、「エレベーターによる複数階連動」等を実現します。
Q.導入後の運用に不安があります。どんな支援内容がありますか?
A.導入後1年間のシステム保証に加え、別途保守契約もご用意しております。その他、技術相談やシステム改善なども対応可能です。
Q.ロボットで搬送できる荷物はどのくらいでしょうか?
A.搬送重量でロボットを選定できます。
例えば合計60KgまでであればLD-60で、同様に搬送可能な重量により、LD-90、LD-250、MD-650、HD-1500のバリエーションがあります。
Q.どのような通信環境が必要ですか?
A.上位システムとの間はLAN環境、ロボットとの通信はWi-Fi環境が必要となります。Wi-Fi環境については導入時に、無線強度等測定し安定稼働できるよう調整します。(ネットワーク環境はお客様設備となります。)
Q.障害物はどのようによけて運行しますか?
A.メインレーザーにて搬送路を認識したり障害物の検知を行っています。レーザーの検出距離は15m、角度は左右に240°です。

ソリューションの詳細やご不明点などお気軽にご相談ください

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