外資系医療機器システムメーカ A社

PC/サーバシステム オンサイト保守サービス 事例

フレキシブルな対応でダウンタイムの短縮とエンドユーザ様の信頼を向上

ミッションクリティカルなシステムに対し、遠隔地への緊急対応や夜間、休日時間帯の対応を行うことで、顧客満足度が向上しました。

導入までの背景/課題

A社様は総合的な医療技術製品を提供する企業でこれらのシステムを大学病院などの大規模な病院に納品しています。
A社様の主要な拠点は東京にあり、病院様に保守サービスを提供するにあたり、日本全国に点在している病院様を対象にしているため、地理的な条件や休日、夜間等の対応について十分なサービスが提供できないという課題を抱えていました。
システムの障害時には、リモート接続にて対応を行っているものそれだけではすぐに障害の原因がわからず、A社様の技術者が直接遠隔地にある病院様に訪問して対応するため、復旧までに時間がかかったり、システムダウン時のインストール作業を一から実施するため、手間と時間がかかっていました。 

導入の決め手

オムロンフィールドエンジニアリングでは、日本ヒューレット・パッカード社のサービスパートナーとして、同社のPC/サーバのオンサイト保守サービスを提供しています。
十数年以上の長年にわたるサービス提供により、HP社のハードウェアの修理に関して高い技術を保有しています。
A社様がHP社の製品を使用していることから、A社様の課題を解決する当社独自の保守サービスメニューを提案しました。
日本全国での365日、24時間対応が可能なこと、緊急対応時に障害の切り分けのために短時間で現地に駆けつけができることなどが当社に保守サービスをご依頼いただける決め手になりました。 

提供中の保守サービス

システム復旧サービス

システム障害時に予め用意したマスタイメージより、システムを復旧します。

Hands & Eyesサービス

障害発生時に障害内容が不明な場合、現地に技術者を派遣し、障害内容の究明にあたります。

定期点検

予めお客様と取り決めた日時に現地に訪問し、機器に異常がないことを確認し、機器の外観清掃等を実施します。

導入効果

オムロンフィールドエンジニアリングでは、現在、約300病院様のシステムの保守対応を行っています。
保守サービス提供開始から約1年が経過しましたが、障害発生時に事前の切り分けを行うことなく、即座に現地に技術者を派遣するなどのフレキシブルな対応により、システムのダウンタイムが大幅に短縮されました。
また、A社様の技術者の方が保守対応に携わることが少なくなったため、本来ご担当されている病院様への技術的なコンサルティングなどの業務を行うことができるようになりましたと好評をいただいております。

障害発生時の保守フロー

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