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金融システム開発

就職活動の際にオムロンソフトウェアを選んだ理由を教えてください。

私は、大学で「人間の生体制御のソフトウェア」について専攻し、【安心・安全・快適】な社会を作ることを目指して研究を行ってきました。就職する際も研究と同じ目的を持った会社を選んでいたところ、オムロンが作り出した金融機器・駅務機器など様々なモノが私の求める社会を作るという考えに近く、興味を持つことになりました。さらに調べているとオムロンの社憲「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」のフレーズを見て、自らの働きで自身の生活の向上だけではなく、社会への貢献を目指しているところに共感しました。その中でもソフトウェアはユビキタス社会やIoTを牽引するだけではなく、今後私が研究してきた題材でもある感覚的に動きを操作する(人間の生体制御)技術の提供ができると考え、オムロンの中でも唯一のソフトウェア会社でもあるオムロンソフトウェアを選びました。

現在担当しているのはどのような業務ですか?

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私は、ATMのアプリソフトウェア開発を行っています。

ATMと言えば、オムロンが1971年に世界初のオンライン現金自動支払機を開発し、世の中に提供しました。私は、当時のオムロンの拘りが色濃く残っている機器に携わる事ができ、とても光栄に思うとともに誇らしく思っています。

現在は、次世代ATM開発のチームに入っており、その中の一機能を専任で任されております。ATMは、現金にかかわる機器であるため、高い品質を求められる代物です。そのため、常に品質へのこだわりを持って日々開発を行っております。

仕事のやりがい、面白さ・喜びを感じたエピソードを教えてください。

私が一番仕事のやりがいを感じたのは、自身が関わったプロジェクトのシステムが無事稼働した時です。

開発中は、絶えず苦労がありました。一例ではありますが、「お客様からの要求・仕様変更」や「自身のソフトウェアの検討不足」による戻り作業が頻発します。そのような戻り作業が発生した場合に、様々な連携機能への影響を確認、整合し、品質を確保することが大変でした。

半年以上の歳月を費やして開発してきたシステムがすべてのテストを合格し、出荷され、現地で無事に稼働していると聞いたときに、これまで時間をかけてやってきたことへの達成感を得る事ができました。

これからの目標、将来の夢を教えてください。

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将来は、マネジメント業務に携わりたいと考えています。

よりよい社会を作っていく中で、ATMに限らず必要とされる機器、システムはまだまだあります。例えば、空を飛ぶ車ができれば、交通ルールを表示、制御することが必要です。今後新しいものが増えていく中でオムロンが今まで築いてきた「+think」の力を生かせる社会ニーズを創造していきたいと感じるようになりました。私自身が積極的にかかわっていけるよう絶えずチャレンジをしていきたいと考えます。

よりよい社会を作っていく、絶えずチャレンジするためには、一担当者では達成できないと考えており、数十人規模のプロジェクトと考えています。その中の中心で活躍するため、マネジメントスキルを強化したいと思っています。