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自治体向けライドシェア導入支援相談窓口の開設
~4月1日、京都府舞鶴市で自治体ライドシェア”meemo(ミーモ)”運用開始~
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(以下OSS)は、全国の自治体を対象に、ライドシェアサービスの企画・導入・運用に向けた各種ご相談に対応する支援窓口を開設し、2024年4月1日より受付を開始します。
現在、国内地方都市では、人口減少等により地域交通は利用者減少や交通事業者の人手不足等の課題に直面しており、今後、現在の交通サービスの維持・確保が困難になることが予想されます。このような中、2023年12月28日に国土交通省が行った通達の改正により、道路運送法に基づく自家用有償旅客運送制度が抜本的に見直されました。これにより、「時間帯による交通空白」の概念の取り込みやドライバーに対する対価の目安の引き上げなど、自治体等の判断により柔軟に実施しやすい制度に拡充されています。
OSSは、このような交通課題に対し、将来にわたって市民の移動手段を確保するため、自治体や地元の交通事業者と連携し、市民を対象に地域共助型生活交通サービス”meemo”の開発、および自治体への企画・導入・運用の支援に取り組んでまいりました。
この度、meemoのシステムと自治体導入でのノウハウを活用し、全国自治体の交通課題解決に向けたライドシェアサービス導入のための相談窓口を開設しました。道路運送法第78条第2号に基づく自家用有償旅客運送制度を活用した交通空白地における旅客輸送サービスの導入を検討される全国の自治体様向けに、ライドシェアサービス導入への企画支援、システム・サービス設計、実証支援、運用支援、国への有償化申請・補助金申請の書類作成支援など、各種相談をお受けします。
当社は、この取り組みを通じて社会的な課題となっている地域住民や観光客の移動手段の不足という交通課題の解決に取り組み、安定した地域経済を実現と持続可能な地域社会の創生に貢献してまいります。
【導入支援サービス】
- ● ライドシェアサービス導入への企画支援
- ● ユーザー・ドライバーアプリの開発・提供
- ● 自治体・交通事業者向け管理者ツールの開発・提供
- ● ライドシェアドライバー採用支援
- ● 国への有償化申請・補助金申請の書類作成支援
- ● 導入前の実証実験支援サービスの提供
- ● コンタクトセンターの導入・運営
共助型交通サービス”memo”について
https://meemo.jp/
meemoは、「もっと動いて、もっと会おう」をキャッチフレーズに、人を動かし、人と会う楽しさを生み、地域の人がもっと触れ合う機会を創出する共生の仕組みを活かした移動サービスです。
【自治体での採用事例】
舞鶴市様で導入された”memo”が2024年4月に有償化、ライドシェアサービスとして運用開始
OSSが提供するmeemoは、舞鶴市・日本交通・OSSの3者協働で、舞鶴市民を対象に舞鶴市高野地区で実証実験を行い、2022年6月より同市にて本格導入され、地域住民の移動手段として運用されています。そして、2024年4月1日からは有償化され、自治体ライドシェアサービスとして提供されます。
本サービスの導入にあたってOSSは、電話での配車予約・マッチングを自動化するアプリ開発だけでなく、ご高齢者が使いやすいUIへの改善、利用促進のためのイベントを通じた市民同士の顔が見える取り組みなど、信頼関係の構築とドライバー確保のために自治体・地元協議会と連携し、地域の課題に合わせたサポートを行いました。
現在、地域の公共交通を補完する「共助交通」サービスとして、市民の皆様にmeemoをご利用いただいています。
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエントなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・メンテナンスのトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。
詳細については、
https://socialsolution.omron.com/jp/ja/を参照ください。