【要　旨】
熊本県 阿蘇市とオムロン阿蘇株式会社は、災害時における一時避難所としての使用に関する協定を締結します。
この協定は、災害発生後の安全・安心確保の重要性、およびコロナ禍における避難のあり方の変化に鑑み、一時的な車中避難先の拡充を可能とします。また、熊本地震のように送電網にダメージを被る停電発生時においても、オムロン阿蘇が敷地内に保有する太陽光発電システム、蓄電システムの発電電力の一部を活用することで、情報収集ツール（スマホ・タブレット等）の充電が可能となり、家族間、コミュニティー間の情報・連絡途絶による不安・混乱を軽減することにつながります。

【目的・ねらい】
阿蘇市とオムロン阿蘇は、過去より豪雨・地震・噴火など多くの災害を経験し、共に協力して復興を遂げてきました。各地で地震が観測され続ける一方、気候変動に伴う豪雨リスクも引き続き高まる中、自治体と地元企業との連携で、市民の安心・安全の向上に寄与したいというねらいがあります。