生産活動におけるCO2削減例CO2 reduction example

環境負荷低減として、構内でも廃棄物再資源化(ゼロエミッションⅡ達成)や省エネに積極的に取り組んでいます。

環境活動沿革

1997年 環境マネジメントシステム ISO14001認証取得
1999年 全国リサイクル協議会会長賞受賞
2003年 グリーン調達運用開始
Rechs(部材含有化学物質調達システム)運用開始
2005年 全国リサイクル協議会会長賞受賞
2006年 有害物質フリー(RoHS)対応
2010年 生産現場の「電力見える化」運用開始
2011年 スマート電力量モニタ優秀省エネルギー機器表彰
2013年 ソーラーパワーコンディショナKPシリーズ新エネ大賞「経済産業大臣賞」受賞
2014年 ソーラーパワーコンディショナKPシリーズ 累計100万台突破
2015年 太陽光発電用ハイブリッド蓄電システム生産開始
2016年 三相用屋外設置型ソーラーパワーコンディショナ生産開始
2017年 住・産共用フレキシブル蓄電システム生産開始
2020年 ソーラーパワーコンディショナKPシリーズ 累計200万台突破

CO2削減活動例

自社商品を活用した電力見える化で省エネ

弊社生産の電力量モニタ(KMシリーズ)や、センサネットワークサーバ(EQ100)を構内のキュービクル・空調設備・生産設備等へ設置し、電力使用量をリアルタイムにモニタするデータ収集/監視・分析システムを導入しています。
「電力見える化」をすることで、今まで気づきにくかった設備稼働の“ムダ”“ムラ”が顕在化でき、運用改善を中心に省エネに取り組んでいます。また、現場の省エネ意識の向上にも繋がっています。

CO2削減活動例

自社構内に設置している太陽光発電の活用

オムロン阿蘇では自社構内に設置している太陽光発電を生産活動に使用するだけなく、オムロンフィールドエンジニアリングとのPPA事業に活用しています。
PPAとは Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略称で発電事業者(PPA事業者)と需要家の間で結ぶ電力販売契約のこと。オムロン阿蘇がPPA事業者であるオムロンフィールドエンジニアリングに敷地やスペースを貸し、太陽光発電システムなどの発電設備を無償設置と運用保守を行ってもらい、安価な電気を使用しています。初期投資を抑えながら、多くの太陽光を導入することで、CO2削減に貢献しています。

自社構内に設置している太陽光発電の活用
自社構内に設置している太陽光発電の活用
物流倉庫屋根
太陽光発電容量:486kW
パワコン出力:337.25kW
導入効果
初年度発電量:486,000kWh/年
初年度CO2削減量:233.6t-CO2/年

阿蘇エナジー道場では太陽光発電を
運用するだけでなく、実証研究に活かしています。

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多様な視点で積極的にCO2削減活動を展開

空調・コンプレッサのインバータ化
老朽化した空調・コンプレッサを積極的にインバータ型へ交換しています。
空調集中管理システムによる省エネ運転
最新の空調は全てシステム管理し、消し忘れ防止、温度自動調整、デマンド制御へ活用しています。
照明のセンサ化/LED導入
トイレや更衣室など照明消し忘れセンサ設置や全ての照明をLED化しています。
クール・ビズ、ウォーム・ビズ推進
夏季のノーネクタイや冬季の暖房に頼らない服装で空調設定温度の適正管理をしています。
空調集中管理システム
空調集中管理システム

グリーン調達の推進

有害性が懸念される物質を含む部材は使わないを基本方針に規制化学物質の削減ならびに全廃のため、サプライチェーンにおける環境保全活動の一環として、環境に配慮した部材を調達する「グリーン調達」を積極的に進めています。調達先の環境マネジメントシステム(ISO14001などの第三者認証取得)を推進し、含有規制化学物質の情報提供・内容保証を行うグリーン認定仕入先の優先的な部材調達に努めています。