Wnn7 Personal
文字入力技術
辞書設定の追加方法
2007/01/29 更新
新規に辞書を追加された場合、Wnn7(xwnmo) が使えるように設定を行なう必要があります。
ユーザ単位で設定する方法とシステム全体で設定する方法があります。
ユーザ設定とシステム設定が共に存在する場合は、ユーザ設定の内容が優先されます。
ユーザ単位での設定方法
ユーザ環境設定ツール wnnenvutil にて辞書の設定を追加します。
xwnmo を使用するユーザで行なってください。 設定内容は ~/.Wnn7/wnnenvrc に保存されます。
-
ユーザ環境設定ツールを起動します。
- $ wnnenvutil
- 「辞書」 タブを選択し[追加] ボタンをクリックします。
-
表示された辞書追加ダイアログにて各項目を設定します。
例えばコンピュータ辞書の場合は次のような設定を行ないます。- 辞書ファイル名 : option/computer.dic
- 頻度ファイル名 : usr/@USR/computer.h
- 辞書読み専用 : ON
- 頻度読み専用 : OFF
- 辞書の種類 : 正引き変換
- [OK] をクリックして辞書追加ダイアログを閉じます。
-
逆引き辞書も使用される場合は、再度 [追加] をクリックして以下の設定を追加します。
- 辞書ファイル名 : option/computerR.dic
- 辞書読み専用 : ON
- 辞書の種類 : 逆引き変換
- [OK] をクリックして辞書追加ダイアログを閉じます。
- [OK] をクリックして wnnenvutil を終了します。
- xwnmo を再起動します。
これで次回の変換時から新しい辞書を使用することができるようになります。
システム単位での設定方法
システム環境設定ツール wnnsysenv_client にて辞書の設定を追加します。
root ユーザで行なってください。 設定内容は /etc/wnn7/ja_JP/wnnenvrc に保存されます。
-
システム環境設定ツールを起動します。
- # wnnsysenv_client
- 「辞書」 タブを選択し[追加] ボタンをクリックします。
-
表示された辞書追加ダイアログにて各項目を設定します。
設定する内容は「ユーザ単位での設定」と同じですので、そちらを参照してください。 - [OK] をクリックして辞書追加ダイアログを閉じます。
- 逆引き辞書も使用される場合は、再度 [追加] をクリックして以下の設定を追加します。
こちらも設定内容は「ユーザ単位での設定」と同じです。 - [OK] をクリックして辞書追加ダイアログを閉じます。
- [OK] をクリックして wnnsysenv_client を終了します。
- 一般ユーザでログインし直し、xwnmo を起動します。
これで次回の変換時から新しい辞書を使用することができるようになります。
ただし本設定が有効となるのは、環境未変更のユーザか、新規に Wnn7 を使用されるユーザに対してのみとなります。
既に Wnn7 の環境設定を変更されている (~/.Wnn7/wnnenvrc が存在する) ユーザは、個別に「ユーザ単位での設定」を行ってください。
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