Wnn6 for Solaris / for Mule
文字入力技術
Wnn6(Solaris2.5 バンドル版)アップデート手順書
Wnn6 Solaris2.5バンドル版 のアップデートは以下の手順で行なって下さい。
なお、以下の作業は root ユーザで行なってください。
1. jserver, wnnds の停止
アップデートを開始する前に、現在起動している jserver を停止する必要がありますので、以下の手順で jserver の停止を行なって下さい。
# ps -ef | grep jserver
# kill -9 [上記 ps で得られたプロセス ID]
※ 複数のプロセスが表示されますが、すべて終了させてください。
※ jserver に接続しているクライアントがある場合は先に終了させておいて下さい。
なお、これらのコマンドについての説明は、UNIX の解説書やオンラインマニュアル等をご覧ください。
また念のために以下のコマンドも実行しておいて下さい。
# rm -f /tmp/jd_sockV6
なお、wnnds も使用されている場合は、そちらも停止する必要がありますので、
以下の手順で wnnds の停止を行なって下さい。
# ps -ef | grep wnnds
# kill -9 [上記 ps で得られたプロセス ID]
※複数のプロセスが表示されますが、すべて終了させてください。
2. jserver, wnnds, uum モジュールの置き換え
次に jserver, wnnds と uum のモジュールの置き換えを行ないます。
ここではダウンロードしていただいた jserver.tar.Z, wnnds.tar.Z, uum.tar.Z
ファイルが /tmp 以下に置かれていると仮定して説明を行ないます。
まず、現在の jserver, wnnds, uum のモジュールを待避します。
# cd /opt/Wnn6/bin
# mv jserver jserver.org
# mv wnnds wnnds.org
# mv uum uum.org
次にダウンロードしたファイルを展開します。
# uncompress -c /tmp/jserver.tar.Z | tar xvpf -
# uncompress -c /tmp/wnnds.tar.Z | tar xvpf -
# uncompress -c /tmp/uum.tar.Z | tar xvpf -
念のために展開された jserver, wnnds のオーナー情報などの変更を行ないます。
# chgrp bin jserver wnnds uum
# chown wnn jserver wnnds
# chown root uum
# chmod 4755 jserver wnnds uum
3. jserver (wnnds) の再起動
モジュールの置き換えが完了すれば、jserver を再起動します。
以下のコマンドを実行して下さい。
# /opt/Wnn6/bin/jserver
次の表示が出れば、アップデートは成功です。
Nihongo Multi Client Server (Wnn6 R2.13)
※バージョン番号が 2.13 になっていることを確認してください。
wnnds を使用されていた場合は、jserver を再起動する前にあらかじめ wnnds を起動させておいて下さい。
# /opt/Wnn6/bin/wnnds
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