社会ソリューション
私たちのソフトウェア技術で駅務機器
システムをはじめとするソーシャルオートメーションを支え、
進化させ、スマート社会の実現を目指す
1967年、世界初となる「自動改札機・券売機」を阪急・北千里駅に導入して以来、より安全で快適な日本の鉄道・駅を支え続けているオムロングループ。
「朝夕のラッシュ時にスムーズな通過を可能にする自動改札機」「発券処理や予約処理をスピーディーに行う券売機」「多種多様、複雑な乗り越しケースに対応する精算機」。毎日、駅で活躍するこれらオムロンの駅務機器システムを私たちのソフトウェア技術が支えています。またこれまでに培ったソフトウェア技術を活かしたホテルオートメーションシステムへの展開など、これからもソーシャルオートメーションを支え、進化させ、スマート社会の実現を目指します。
駅務機器システム
駅務機器システムとはお客様が鉄道を利用する際に運賃を正しく収受するためのシステムで、様々な機器から構成されています。券売機で発行したきっぷを改札機で確認するシステムから始まり、現在はICカードを改札機にタッチするだけで、お客様が利用した乗車経路や精算金額を瞬時に判断して運賃を収受し、センターサーバーで集計するシステムが主流となっています。
最近ではスマートフォンをICカードとして使い、チャージや定期券の購入が手元でできる仕組みの構築や、海外からのお客様向けに多言語化した券売機など、より使いやすいシステムとなるよう日々進化を続けています。
遠隔監視制御システム
駅の安心・安全、効率的な運用を実現する遠隔監視制御システム。遠隔から駅の状況確認、駅務機器や設備の操作、お客様との対話など、その場にいるようなスムーズな対応ができるようにすることで、安心・安全、効率的な駅の運営を可能にしています。
システムを支えるのは、365日稼働する信頼性、誰にでも使い易いユーザーインターフェース、様々な機器をつなぎ活用する幅広い技術です。システムは今後も駅の課題解決を通じて発展し続け、お客様にも駅係員様にも優しい未来の駅を実現していきます。
ホテルオートメーションシステム
長い歴史と高い国内シェア実績を持つ駅務機器システム開発で培ったオートメーション技術を活かし、「お客様自身の操作で簡単にチェックインを完結できる」ことをコンセプトとしてセルフチェックイン端末(スマーレ)を開発しました。
現在も、クレジット決済専用で省スペース化した「卓上型端末」や画面操作不要でアプリ会員証のQRコードをかざすだけでルームキー発行が可能となる「アプリチェックイン専用機」など、変化するニーズに合わせて進化を続けています。これからも人手不足が深刻化するホテル業務の効率化・省力化に貢献していきます。
Next Value 目指す未来像
安全、快適な鉄道・駅の利用を支える駅務機器システムはきっぷ、磁気カード、ICカードへとお客様の利便性向上のために進化を続けてきました。これからもスマートフォンやQRコードを使った仕組み、他の交通機関とのシームレスな運賃の精算など、さらなるサービスの向上が期待されています。私たちはソフトウェア技術を通じて鉄道事業者様や鉄道を利用するお客様に対するさらなる価値を提供していきます。
また未来への社会課題を解決するためにソフトウェア技術を磨き続け、ソーシャルオートメーションを進化させることで、誰もがより安心・安全・快適に生活できる社会づくりに取り組みます。
※ QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。