ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/bin/wnndictutil |
FreeBSD の場合 | /usr/local/bin/wnndictutil |
起動オプション:
|
-D hostname[:/]No |
変換サーバが稼働するホスト名を "hostname" で、ポート番号を "No" で指定します。 :No と指定すると相対ポート番号となり、jserver の標準ポート番号(22273)に No を加えた値をポート番号とします。例えば :1 とした場合は 22274 が使用されます。 /No と指定すると絶対ポート番号となり、No の値をそのままポート番号として使用します。 それぞれ省略時は localhost の標準ポート(22273)が適用されます。 |
-E |
使用する環境名を envname で指定します。 使用中の環境名は wnnstat コマンドで確認できます。 |
-v |
バージョン情報を表示します。 |
ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/bin/wnndtoa |
FreeBSD の場合 | /usr/local/bin/wnndtoa |
起動オプション:
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-e |
読みと候補が同一(ひらがなのみの候補)の場合、読みから候補データを検索できるようにします。 これにより、辞書のサイズを小さくすることができます。 |
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-h hinsi_file |
使用する品詞データファイル名を hinsi_file で指定します。 省略時には標準の品詞データファイルが適用されます。 |
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-n |
テキスト形式辞書を登録順にソートします。 | |
-s No |
辞書に付加するシリアル番号を No で指定します。 | |
-v |
バージョン情報を表示します。 | |
dicfile |
変換対象となるバイナリ辞書ファイル名を指定します。 |
実行例 |
$ wnndtoa ud ユーザ辞書 ud をテキスト形式に変換し、標準出力に表示します。 |
$ wnndtoa ud > ud.txt ユーザ辞書 ud をテキスト形式に変換し、ud.txt に保存します。 |
ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/bin/wnnatod |
FreeBSD の場合 | /usr/local/bin/wnnatod |
起動オプション:
|
-e |
読みと候補が同一(ひらがなのみの候補)の場合、読みから候補データを検索できるようにします。 これにより、辞書のサイズを小さくすることができます。 |
-h hinsi_file |
使用する品詞データファイル名を hinsi_file で指定します。 省略時には標準の品詞データファイルが適用されます。 |
-n |
頻度パスワードに "*" を設定します。変更不可能な頻度ファイルになります。 |
-N |
辞書パスワードに "*" を設定します。変更不可能な辞書ファイルになります。 |
-p filename |
頻度パスワードを記述したファイルを filename で指定します。 |
-P filename |
辞書パスワードを記述したファイルを filename で指定します。 |
-r |
変換時に読みと語句を反転します。 |
-R |
逆引き形式辞書として変換します。 |
-s No |
辞書内で使用する文字の最大登録数を No で指定します。初期値は 70000 です。 通常は指定の必要はありませんが、指定する場合は辞書の語数より少し大きい数値にしてください。 |
-S |
正引き形式辞書として変換します。省略可能です。 |
-v |
バージョン情報を表示します。 |
dicfile |
変換対象となるテキスト辞書ファイル名を指定します。 |
実行例 |
$ wnnatod new.txt > new.dic テキスト形式辞書 new.txt をバイナリ形式辞書に変換し、new.dic として保存します。 |
!!! 注意 !!! |
作成したバイナリ辞書を Wnn8 標準の辞書ディレクトリに配置する場合は、配置後の辞書ファイルのオーナーとパーミッションに注意してください。 jserver のプロセス権限(標準では bin)で読み書きできない場合は、辞書を使用することができなくなります。 |