ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/sbin/jserver |
FreeBSD の場合 | /usr/local/sbin/jserver |
起動オプション:
|
-A file |
アクセス許可ファイルとして file を読み込みます。 |
-f file |
jserver 起動時の初期化ファイルとして file を読み込みます。 |
-h file |
品詞データファイルとして file を読み込みます。 |
-L hostname |
ライセンスサーバが稼働するマシンのホスト名を hostname で指定します。 省略時には「dpkeyservlist での指定」→「localhost」の順でライセンスサーバを検索します。 |
-N No |
jserver が使用するポートを、相対ポート番号で指定します。 標準のポート番号 22273(0x5701) に No を加えた値をポート番号に使用します。 例えば -N 1 とした場合は 22274 が使用されます。 |
-pno portNo |
jserver が使用するポートを、絶対ポート番号として portNO で指定します。 例えば -pno 22276 とした場合は 22276 が使用されます。 |
-s file |
jserver のログ情報を file に保存します。 file に "-" を指定した場合は、標準出力になります。 |
-S loglevel |
ログレベルを指定し、syslog ファイルにログを保存します。 |
-v |
バージョン情報を表示します。 |
syslog 出力:
ログレベル
値 | syslogd のレベル | 意味 | ログ内容の概略 |
1 | LOG_ERR | エラー | 致命的なエラー。システムが終了する状態。 |
2 | LOG_WARNING | ウォーニング | すぐに終了はしないが、最終的にはシステムが終了する状態。 |
3 | LOG_NOTICE | 処理した方がよい状態 | システムは続行できるがエラーが検出された状態。 |
4 | LOG_INFO | インフォメーション |
・クライアントの使用開始/終了情報 ・ライセンスの取得先 ・辞書の種類 ・クライアントのタイムアウト ・バージョン情報 ・その他 |
5 | LOG_DEBUG | デバッグ用メッセージ | 変換した文字とその結果。使用されたプロトコル情報。 |
レベルの指定方法
入力例 | 指定内容 |
-S 1 | レベル 1 のログ出力 |
-S 1,2 | レベル 1 と 2 のログ出力 |
-S 1-4 | レベル 1 から 4 (1,2,3,4) のログ出力 |
-S(レベル省略時) | レベル 4 のログ出力 |
ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/sbin/wnnaccess |
FreeBSD の場合 | /usr/local/sbin/wnnaccess |
出力情報:
表示例 |
host1 |
host1 |
host1 からは全てのユーザがアクセス可能です。 |
host2: |
host2 からは全てのユーザがアクセス不可能です。 |
host3:userA,userB |
host3 からはユーザ名 userA,userB のみアクセス可能です。 |
@userC |
userC は全てのホストからアクセス可能です。 |
起動オプション:
|
+ hostname:user @user... |
ホスト名、ユーザ名を指定しない場合は、アクセスコントロールを OFF にします。 指定した場合は現在のアクセスコントロールにそれらの情報を追加します。 "+" は省略することができます。 |
- hostname:user @user... |
ホスト名、ユーザ名を指定しない場合は、アクセスコントロールを ON にします。 指定した場合は現在のアクセスコントロールからそれらの情報を削除します。 |
-D server_name[:/]No |
接続する変換サーバが稼働するホスト名を "server_name" で、ポートを "No" で指定します。 :No と指定すると相対ポート番号となり、jserver の標準ポート番号(22273)に No を加えた値をポート番号とします。例えば :1 とした場合は 22274 が使用されます。 /No と指定すると絶対ポート番号となり、No の値をそのままポート番号 として使用します。 それぞれ省略時は localhost の標準ポート(22273)が適用されます。 |
-L LANG |
LANG で指定した言語に対応する変換サーバに接続します。 省略時は環境変数 LANG の値が適用されます。 |
-v |
バージョン情報を表示します。 |
実行例 |
# wnnaccess - host1:usrA,userB host1 に対する userA、userB のアクセス許可情報を削除します。 |
# wnnaccess + @userD userD を全てのホストからアクセス可能にします。 |
ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/sbin/wnnsysenv_server |
FreeBSD の場合 | /usr/local/sbin/wnnsysenv_server |
起動オプション:
|
-v |
バージョン情報を表示します。 |
ファイルパス:
Linux の場合 | /usr/sbin/wnnsysenv_client |
FreeBSD の場合 | /usr/local/sbin/wnnsysenv_client |
起動オプション:
|
-v |
バージョン情報を表示します。 |