シャットダウンパラメータの設定では、シャットダウンに関する時間配分を設定します。ご使用のシステムに適した時間を設定してください。
次の手順でシャットダウンパラメータの設定画面を表示し設定します。
メニューバーの[UPS Power Manager]アイコンをクリックします。
表示されるメニューから[UPS Power Manager Monitor]を選択します。
[環境設定1]タブをクリックします。
設定完了後に[OK]ボタンをクリックしてください。各項目に設定した値が有効になります。[キャンセル]ボタンをクリックすると、各項目で設定した値は反映されません。
表示項目とその設定内容は以下のとおりです。シャットダウンパラメータの値は、設定欄右端のをクリックして表示される一覧から選択して設定してください。
項目名
設定内容
待機時間(秒)
入力電源異常(停電など)が発生してからシャットダウン動作を開始するまでの待機時間を秒単位で設定します。
0〜36000秒の範囲で選択できます。デフォルトは60秒です。(0〜60秒までは10秒間隔、60〜36000秒までは60秒間隔)
外部コマンド実行時間(秒)
外部コマンドの実行に必要な時間を設定します。 0〜600秒の範囲で設定できます。デフォルトは0秒です。(60秒間隔)この時間が経過するまでは、OSのシャットダウン動作は開始されません。
【注意】[外部コマンド]を設定した場合は、必ず「外部コマンド実行時間」を「0秒」以上に設定してください。
外部コマンド
シャットダウン動作開始時に実行するプログラムを指定することができます。例えば、バックアップデータを特定のディスクに保存するなどのプログラムが考えられます。
シャットダウンに必要な時間(秒)
OSをシャットダウンするために必要な時間を出力コンセントごとに設定します。
【注意】ご使用される無停電電源装置(UPS)によって、設定できる時間範囲が異なります。 <時間の設定範囲> (出力コンセント制御機能を搭載していない場合) 0秒〜600秒(ステップ:60秒間隔)デフォルトは180秒です。 (出力コンセント制御機能を搭載している場合)0秒〜1800秒(ステップ:60秒間隔)デフォルトは180秒です。出力コンセント制御機能を搭載した無停電電源装置(UPS)の場合だけ、「出力コンセントB(制御あり)」」と「出力コンセントC(制御あり)」を設定することができます。
【注意】「外部コマンド実行時間」+「シャットダウンに必要な時間」の合計時間は、ご使用の無停電電源装置(UPS)によって設定できる最大時間が異なります。出力コンセント制御機能を搭載していない場合:最大600秒出力コンセント制御機能を搭載している場合:最大1800秒
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