ソフトウェアの概要

UPS Power Managerは、停電などの電源障害が発生した時に、システムを自動終了させ、OSやハードディスクの損傷を防止するソフトウェアです。

コンピュータと無停電電源装置(UPS)との間で通信、監視、制御を行うUPS Power Managerの中心的な機能を「エージェント」と呼びます。エージェントによってUPS Power Managerは次のような機能が実行できます。

  • 停電などの電源障害が発生した時にシステムを自動的に終了します。またシステムを終了した後、無停電電源装置(UPS)を自動的に停止します。

  • UPS Power Managerは、コンピュータに接続したオムロン無停電電源装置(UPS)の状態を監視します。出力コンセント制御機能を搭載した無停電電源装置(UPS)とUPS Power Managerを組み合わせることにより、無停電電源装置(UPS)の起動時の出力コンセントの開始遅延やシャットダウン時の出力コンセントの停止遅延を設定することも可能です。

  • UPS Power Managerは、シャットダウン警告や無停電電源装置(UPS)の動作情報(以下 イベント情報)をユーザに通知します。

  • UPS Power Managerは、スケジュール運転や即時シャットダウンなどの操作、管理機能や無停電電源装置(UPS)の自己診断機能などを搭載しています。

【注意】
システム終了時に作成中や編集中のファイルを自動的に保存することはできません。

【備考】
本ヘルプでは、UPS Power Managerの動作状態や設定状態の変化、無停電電源装置(UPS)の動作状態の変化を“イベント”と表現しています。

表紙に戻る