UPSを手動操作する

次の手順でUPSを手動操作します。

【注意】
この画面では各項目のボタンをクリックすると各機能がすぐに実行されます。
誤ってシャットダウン操作などを実行しないように注意してください。

  1. メニューバーの[UPS Power Manager]アイコンをクリックします。

  2. 表示されたメニューから[UPS Power Manager Monitor]を選択します。

  3. [手動操作]タブをクリックします。

表示される項目とその実行内容は以下のとおりです。 

項目名 

設定内容 

ブザーテスト 

ブザーテストを実行すると無停電電源装置(UPS)のブザーが1秒間なります。実行する場合は[開始]ボタンをクリックしてください。

自己診断テスト 

無停電電源装置装置(UPS)の各機能が正常に動作しているかどうかを診断する機能です。自己診断テストは、スケジュール運転で自動的に行う方法と、手動で行う方法があります。無停電電源装置(UPS)の自己診断は、定期的にスケジュール運転で実施されることをお勧めします。

実行する場合は[開始]ボタンをクリックしてください。

【注意】
自己診断テスト結果が「異常あり」になった場合、無停電電源装置(UPS)に内部回路故障、接続容量オーバー、出力ショート(短絡)、内部温度異常、バッテリ電圧が低い、バッテリ劣化などの可能性があります。

・バッテリ劣化表示の場合の処理
バッテリが劣化している場合は、必ずバッテリ交換を行ってください。「バッテリ劣化」のまま使用すると、入力電源異常(停電など)が発生しても正常にバックアップ運転をを行うことができません。

・ハードウェア異常表示の場合の処理
ハードウェア異常の場合は、無停電電源装置(UPS)およびシステムを停止してください。

即時シャットダウン 

即時シャットダウンを実行するとOSのシャットダウンを即時実行し、OSシャットダウン終了後、無停電電源装置(UPS)を自動停止します。

実行する場合は[開始]ボタンをクリックしてください。

無停電電源装置(UPS)を再起動する場合は、無停電電源装置 (UPS)の電源スイッチを入れ直してください。

バックアップ時間テスト

推定バックアップ時間を補正するためのテストです。本テストを実施する場合は、実際に無停電電源装置(UPS)に接続するすべての機器(コンピュータ、ディスプレイ、その他の周辺機器)を接続した状態でテストしてください。

[実行]ボタン右端のをクリックし、表示される選択肢から「実行」を選択するとテストが開始されます。テスト中に同様の操作で「キャンセル」を選択するとテストを中断することができます。

【注意】
本機能を搭載していない無停電電源装置(UPS)の場合は、選択できません。

出力停止/開始 

制御機能付きの出力コンセントBまたはCの出力を開始/停止できます。

[出力開始]ボタン右端のをクリックし、表示される選択肢から「出力停止」を選択すると出力が停止されます。次に同様の操作で「出力開始」を選択すると出力が開始できます。

【注意】
出力コンセント制御機能を搭載していない無停電電源装置(UPS)の場合は、選択できません。

「ソフトウェアの使い方」に戻る