Power Act Pro (Slave Agent) ヘルプ
シャットダウンエージェントのアイコン

シャットダウンパラメータの設定:SC20G/SC20G2/SC21/SC22に接続した場合

シャットダウンパラメータは次の手順で設定および変更します。

  1. シャットダウンエージェントのアイコンアイコンを右クリックします。
  2. 表示されるメニューから[環境設定](Configuration)を選択します。
  3. 環環境設定画面の下記の部分でシャットダウンパラメータを設定します。設定が終了したら各[設定]ボタンをクリックしてください。

    【日本語】

  4. 環環境設定画面の下記の部分でシャットダウンパラメータを設定します。設定が終了したら各[設定]ボタンをクリックしてください。

    【英語】

表示項目とその設定内容は以下のとおりです。シャットダウンパラメータの値は、設定欄右端のをクリックして表示される一覧から選択して設定してください。

 

■マスターエージェント選択

項目名 

設定内容 

マスターエージェント
(Master Agent)

電源管理機能を統括するマスターエージェントの種類を選択します。

次の範囲から選択できます。デフォルトは「Power Act Pro」です。
Power Act Pro
SC20G
SC20G2
SC21
SC22

冗長電源機能
(Redundant Power Supply Setting)

コンピュータに冗長電源機能があるかどうかを設定します。

次の範囲から選択できます。デフォルトは「無効」です。
無効
有効

冗長電源構成
(Redundant Power Supply Mode)

冗長電源機能が有効の時に、冗長電源の個数を設定します。2個の場合は「1+1」、3個以上の場合は「N+1」となります。

次の範囲から選択できます。
1+1
N+1

コンピュータに搭載されている電源ユニット数
(The Total of Power Supply Units in the Computer)

このコンピュータに搭載されている電源ユニットの個数を、任意の値で指定します。

コンピュータの稼働に必要な電源ユニット数
(The Total of Power Supply Units in necessary)

このコンピュータの稼働に支障がない最少の電源ユニットの個数を、任意の値で指定します。 

マスターエージェント IPアドレス
(IP Address of Master Agent)

マスターエージェントのIPアドレスを指定します。冗長電源構成によりマスターエージェントが複数台存在する場合は、適時追加してください。

[検索]ボタン
(Search)

コンピュータと同一のネットワーク上に存在するマスターエージェントのIPアドレスを自動的に検索します。検索後は手動で上記箇所に入力してください。

ポップアップメッセージ
(Popup Message)

各種メッセージをポップアップウィンドウで表示するかを設定します。

次の範囲から選択できます。デフォルトは「しない」です。
しない
する

■シャットダウンパラメータ

項目名 

設定内容 

出力コンセント選択
(Select UPS Outlet)

コンピュータの電源を接続している出力コンセントを各マスターエージェントごとに選択します。出力コンセント制御機能のないUPSの場合は、この項目は選択できません。

次の範囲から選択できます。デフォルトは「出力コンセントA(制御なし)」です。
出力コンセントA(制御なし)
出力コンセントB(制御あり)
出力コンセントC(制御あり)


※冗長電源機能を[無効](Disable)に設定している場合は、[UPS(マスター <B>)](Master <B>)は設定できません。

シャットダウン開始遅延(秒)
(Shutdown Start Delay Time(Sec.))

マスターエージェントからのシャットダウンコマンド受信後、シャットダウン動作(外部コマンド実行、OSシャットダウン)を開始するまでの時間を設定します。

<時間の設定範囲>
0秒〜600秒(ステップ:60秒間隔) デフォルトは0秒です。

シャットダウンに必要な時間(秒)
(Shutdown Need Time(Sec.))

OSのシャットダウンに必要な時間を設定します。

<時間の設定範囲>
0秒〜600秒(ステップ:60秒間隔) デフォルトは60秒です。

外部コマンド実行時間(秒)
(Run External Command Time(Sec.))

[外部コマンド]が設定されている場合、コマンドを実行するために必要な時間を設定します。

<時間の設定範囲>
0秒〜600秒(ステップ:60秒間隔) デフォルトは0秒です。

外部コマンド
(Run External Command)

外部コマンドを記述したファイルがどこに格納されているのかを、任意のパスで指定します。

[参照]ボタン
(Browse)

外部コマンドを記述したファイルを、ブラウザで直接指定します。選択後は上記部分に自動的にパスが挿入されます。

OS終了モード
(Select OS Shutdown Mode)

システムをシャットダウンとハイバネートのどちらで終了するかを選択します。

仮想サーバ終了モード
(Select Virtual Server Shutdown Mode)

システムとスレーブエージェントのどちらの設定によりで終了するかを選択します。
インストールする環境がKVMによる仮想化環境でない場合は、本項目の設定はできません。

ゲストOS終了モード
(Select Guest OS Shutdown Mode)

ゲストOSをシャットダウンとハイバネートのどちらで終了するかを選択します。
仮想サーバ終了モードでシステムを選択した場合は、本項目の設定はできません。

【注意】
上記の[シャットダウン開始遅延(秒)]と[外部コマンド実行時間(秒)]の2つの値の合計が[UPS停止までの待ち時間(秒)]よりも大きくならないように設定してください。


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