本ソフトウェアが無停電電源装置(UPS)を監視し、その状態に応じてコンピュータおよび無停電電源装置(UPS)を制御する機能をPowerAct Proのエージェント機能といいます。 PowerAct Proマスターエージェント(以下マスター)とPowerAct Proスレーブエージェント(以下スレーブ)の2つのエージェントが無停電電源装置(UPS)に接続されたコンピュータに常駐することによって以下のような機能が実行できます。
エージェント機能の概要
【PowerAct Proマスターエージェントについて】
【PowerAct Proスレーブエージェントについて】
【備考】 エージェント機能は、コンピュータを起動したときに自動的に起動されます。
エージェントのアイコン表示 PowerAct Proをインストールすると、エージェントのアイコンが自動的にタスクバーに表示されます。 アイコン表示には、次の4種類の表示形式があり無停電電源装置(UPS)の状態に合わせてアイコンが変化します。
|
アイコン表示 |
説明 |
|
マスターエージェントのアイコンです。 エージェント機能が起動していることを示します。 |
|
スレーブエージェントのアイコンです。 エージェント機能が起動していることを示します。 |
|
エージェント機能が停止しています。 |
|
無停電電源装置(UPS)がバックアップ状態で運転しています。 |
|
通信エラー/ハードウェア異常などが発生しています。 |
アイコン表示にマウスカーソルを合わせてマウスの右ボタンをクリックすると次のようなメニューが表示されます。 |
メニュー |
説明 |
エージェント起動 Start Agent |
エージェント機能を開始します。 |
エージェント停止 Stop Agent |
エージェント機能を停止します。 |
アクセス権設定 Access Right Setting
|
マスターのみのメニューです。 |
シャットダウン再開 |
マスターのみのメニューです。 |
シャットダウン一時停止 |
マスターのみのメニューです。 |
環境設定 Configure Setting |
スレーブのみのメニューです。 |
|
[備考] |
本ソフトウェアにアクセスできるユーザのログインIDとパスワードおよびアクセス権(フルアクセス、リードオンリー、またはカスタム)を設定できます。 「フルアクセス」を設定すると、PowerAct Proモニタのすべての機能が使用できます。 「リードオンリー」を設定するとPowerAct Proモニタの表示のみができます。 「カスタム」を設定すると、使用することのできる機能を個別に設定できます。 アクセス権の設定、変更は次の手順で行います。
【設定・変更手順】
<日本語>
<英語>
<日本語>
<英語>
<日本語>
<英語>
<英語>
<日本語>
<英語>
[参考] [ログ](Log)ボタンをクリックすると、操作の記録を見ることができます。 |
<日本語>
<英語>
スレーブエージェントを使用する場合は、スレーブを制御するマスターエージェントを指定し、シャットダウン動作を設定する必要があります。 通常は、スレーブエージェントをインストールする時に設定しますが、マスターエージェントのIPアドレスが変更になった場合などに変更するときは次の手順で操作します。
|