[UPS起動/再起動]の設定 

 

[UPS起動/再起動](UPS Boot/Reboot)設定では、シャットダウン後、電源異常が回復したときに無停電電源装置(UPS)の再起動方法を設定します。 

[UPS起動/再起動](UPS Boot/Reboot)設定画面は、次の手順で表示、設定を行います。 

 

  1. [PowerAct Proモニタ](PowerAct Pro Monitor)画面を表示します。

  2. [システム](System)メニュー->[環境設定](Configuration)の順に選択します。

  3. [UPS再起動設定](UPS Boot/Reboot Setting)を選択します



[UPS再起動設定](UPS Boot/Reboot Setting)画面

<日本語>

 

<英語>

 

  1. 表示された設定画面で各項目を設定します。各項目の設定内容と設定方法は次のとおりです。 
     

項目 

設定内容と方法 

UPS自動再起動

(UPS Auto Reboot) 

電源異常が回復した後で、無停電電源装置(UPS)を再起動するかどうかを設定します。 

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから「する」(On)または「しない」(Off)を選択します。 

UPS起動遅延時間

(UPS Starts Delay Time)

電源異常が回復した後で、無停電電源装置(UPS)を再起動するまでの待ち時間を設定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。

バッテリ容量オーバ

(Battery Cap become to over)

無停電電源装置(UPS)に対する接続機器の容量の上限を設定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。

UPS起動時の出力開始遅延時間

(Output Start Delay Time of UPS Boot Up) 

無停電電源装置(UPS)が起動するときに、出力コンセント別に出力遅延時間を秒単位で設定します。 

ただし、出力コンセントAについては0秒固定です。 

例えば、コンピュータ本体が起動する前に電源を入れておきたいテープドライブを出力コンセントAに接続し、コンピュータ本体を出力コンセントBまたはCに接続し遅延時間を設定することによって、起動時間に時差を設けることができます。 

 

[注意] 

出力コンセント制御機能のない無停電電源装置(UPS)を接続している場合は選択できません。 

UPSコールドスタート機能

(UPS Cold Start Function)

UPSコールドスタート機能を有効にするかどうかを設定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから「する」(On)または「しない」(Off)を選択します。 

[デフォルト]
(Default)ボタン 

クリックすると、各項目にデフォルト値が設定されます。 

 

  1. [設定](OK)ボタンをクリックします。 

 

 

また、[Ping Monitor Setting]を選択すると、定期的なPingの送信による、接続された機器類の死活監視を設定する事ができます。 



[Ping監視設定](Ping Monitor Setting)画面

<日本語>

 

<英語>

 

  1. 表示された設定画面で各項目を設定します。各項目の設定内容と設定方法は次のとおりです。 
     

項目 

設定内容と方法 

通信ポート

(Communication Port)

どの通信ポートを使用してPingを送信するかを設定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。 

送信回数

(Send Times)

Pingを合計何回送信するかを指定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。

間隔

(Interval)

各Ping間のインターバル時間を指定します。単位は分です。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。

IPアドレス

(IP Address)

接続されている機器のIPアドレスを指定します。 

商品名

(Product Name)

機器の識別名を任意で入力します。

スクリプトシャットダウン

(Script Shutdown)

スクリプトシャットダウンを使用するかどうかを指定します。

使用する場合はチェックを付けて下さい。

合格回数

(Pass Rate)

送信回数で設定したPing送信回数の内、何回受信に成功すれば機器を正常とみなすかを指定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。 

Fail Device Number

その出力コンセントに接続されている全ての機器の内、何台にエラーが検知された時にアクションを実行するか指定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。 

Action

実行されるアクションを指定します。

入力欄右端の矢印をクリックし、表示されるリストから選択します。 

[設定]
(Submit)ボタン 

クリックすると、各項目の設定が確定されます。 

 

  1. [設定](OK)ボタンをクリックします。