1.2 機能概要

自動シャットダウンソフト「PA」には、無停電電源装置監視無停電電源装置監視モニタの機能があります。
また、「PA」は、無停電電源装置(UPS)の各種設定、イベント情報の伝達、無停電電源装置(UPS)の動作状態の表示などを行うことができます。
[ネットワークでの使用例]
「PA」の動作
(1) 電源異常の検出 電源異常(停電など)が発生すると、無停電電源装置(UPS)は「PA」に[入力電源異常]を通知します。これにより「PA」は、電源異常を検知します。
(2) 無停電電源装置(UPS)の動作状態の表示 無停電電源装置監視モニタは、リアルタイムで無停電電源装置(UPS)の状態(入力電圧/出力電圧/周波数/接続容量/バッテリー容量)を表示することができます。
また、無停電電源装置(UPS)の動作状態などを記録することもできます。
(3) シャットダウン開始 [入力電源異常]を検知した後、設定された待機時間を経過しても入力電源が回復しない場合は、OSのシャットダウンを開始します。
(4) ネットワークへの通知 OSのシャットダウンを開始すると同時に、ネットワークに接続されているパソコンにシャットダウン開始を通知します。
(5) 連携シャットダウン開始 シャットダウン開始が通知されると、ネットワークに接続されているパソコンの「PA」は、設定されたシャットダウン順に従って自動的にシャットダウンを開始します。この機能を連携シャットダウンといいます。
(6) シャットダウン終了 OSが自動的に終了します。
(7) 無停電電源装置停止 OSが自動終了した後、設定されている停止時間に従って、「PA」は、無停電電源装置(UPS)を自動的に停止させます。

また、システム全体としては次のような使用例もあります。

Architecture.gif (10376 バイト)

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