連携シャットダウンとは、同一ネットワーク上にあり、同じ[無停電電源装置管理グループ]に属する複数のパソコンを、順序づけてシャットダウンさせる機能です。 例えば、サーバに停電が発生した場合、クライアントのパソコンをシャットダウンさせてからサーバをシャットダウンできます。 |
連携シャットダウン動作の説明 |
連携シャットダウン動作の説明 | ||||
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事例1: 1台の無停電電源装置(UPS)に1台のパソコンを接続している場合の連携シャットダウン |
(UPS1,UPS2,UPS3=無停電電源装置(UPS))
この例は、サーバ3、2、1の順でシャットダウンさせる場合です。 サーバ3がサーバ1のデータを使う時などに設定してください。 |
1.サーバ1の「PA」 [環境設定]画面の各設定 | ||
(1) | 無停電電源装置管理グループ名 | Group A |
(2) | 連携シャットダウン順 | 3番目にシャットダウンする |
(3) | 連携シャットダウン無効にする | ラジオボタンをクリックして連携シャットダウンを有効にする。 |
(4) | システム自動再起動 | する |
2.サーバ2の「PA」 [環境設定]画面の各設定 | ||
(1) | 無停電電源装置管理グループ名 | Group A |
(2) | 連携シャットダウン順 | 2番目にシャットダウンする |
(3) | 連携シャットダウン無効にする | ラジオボタンをクリックして連携シャットダウンを有効にする。 |
(4) | システム自動再起動 | する |
3.サーバ3の「PA」 [環境設定]画面の各設定 | ||
(1) | 無停電電源装置管理グループ名 | Group A |
(2) | 連携シャットダウン順 | 1番目にシャットダウンする |
(3) | 連携シャットダウン無効にする | ラジオボタンをクリックして連携シャットダウンを有効にする。 |
(4) | システム自動再起動 | する |
動作説明 |
事例1の構成で全システムに入力電源異常(停電など)が発生した場合 |
設定した連携シャットダウン順に従って各サーバともシャットダウンを開始します。
なお、入力電源回復後は、各無停電電源装置(UPS)は自動再起動します。 |
事例1の構成で特定のサーバで入力電源異常(停電など)が発生した場合 |
サーバ2に接続されている無停電電源装置(UPS)においてのみ入力電源異常(停電など)が発生した場合は、次のような順序でシャットダウンを行います
なお、入力電源回復後は、UPS2が自動再起動します。 |
事例2: 1台の無停電電源装置(UPS)に複数のパソコンを接続している場合の連携シャットダウン |
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この例は、クライアント1、サーバ1の順でシャットダウンさせる場合です。 クライアント1がサーバ1のデータを使う時などに設定してください。 |
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(UPS1=無停電電源装置(UPS))
1.サーバ1の「PA」 [環境設定]画面の各設定 | ||
(1) | 無停電電源装置管理グループ名 | Group A |
(2) | 連携シャットダウン順 | 3番目にシャットダウンする |
(3) | 連携シャットダウン無効にする | ラジオボタンをクリックして連携シャットダウンを有効にする。 |
(4) | システム自動再起動 | する |
2.クライアント1の「PA」 [環境設定]画面の各設定 | ||
(1) | 無停電電源装置管理グループ名 | Group A |
(2) | 連携シャットダウン順 | 2番目にシャットダウンする |
(3) | 連携シャットダウン無効にする | ラジオボタンをクリックして連携シャットダウンを有効にする。 |
(4) | システム自動再起動 | する |
動作説明 |
事例2の構成で全システムに入力電源異常(停電など)が発生した場合 |
サーバ1およびクライアント1は、連携シャットダウンの設定した連携シャットダウン順に従ってシャットダウンを開始します。
なお、入力電源回復後は、無停電電源装置(UPS)は自動再起動します。 |
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